2003年03月18日(火)
きゃぁあ〜〜〜〜〜〜っっ!!


か・・・・顔に吹き出物が・・・・・( ̄∇ ̄;)
売り物なのに(一応)(-。-) ぼそっ


もう、この歳になると「ニキビ」なんて可愛らしい呼称は許されない。
実際にニキビなんだけど、25を越えたあたりから、
「ニキビができちゃって・・・・」
と言おうものなら、袋叩きに遭わんばかりの抗議が集中し(爆)
以来、ちゃんと「吹き出物」と言うように心がけている。
心はいつでも17歳でも、肉体的には28ぢゃ、ボケッッ!!と
あたくしに進言してくださった皆様・・・・こっそり呪っておきます┐( ̄∇ ̄)┌オホホ




話はがらりと変わるのだけど、回覧板でまわってきた中に、中学の会報が挟んであって、
あたくしは久々に母校の姿と対面した。
実は、この母校にはあたくしの同級生が教師として勤めていて、
担任まで持っている。
当時、合唱部の部長で、ピアノを弾かせればそりゃあもう、皆の注目を集めていたものだから、
あたくしもてっきり、音楽の先生かと思っていたのだが、何のことない、
家庭科の先生で、卓球部の顧問なんだそうだ( ̄∇ ̄;)

そんなことはさておき、今年度卒業する(した)面々が、
10年後の自分について語っている寄せ書きみたいなものに目がとまった。
それぞれ大きな野心を抱いていたり、平凡だけどあったかい希望を抱いていたりと
15歳なりに一所懸命に抱負を述べている。

「出世を果たし、企業を興している。」

「大女優になっているか、有名人と結婚している。」

「バリバリと仕事をして、大金持ちになっている。」


こちら、皆、女子生徒たちの抱負である。
一方・・・・。

「温かい家庭を築きたい。」

「優しいパパになっている。」

「幸せな結婚をして、女の子が欲しい。」


以上、男子生徒の豊富である(爆)。
いやはや、時代の流れというか価値観の違いというか、もうあたくしは正直
開いた口がふさがりませんでした(苦笑)。
他の男子生徒の抱負は、うちらの時代と大差なく、女子生徒に比べてわけのわからない
珍回答も多く見られたのだけど、それに比べて、女子生徒たちの将来設計に対する意気込みは
男子生徒のそれを遥かに凌駕する野心的で現実的なものが多かった。
その中にたま〜に、

「岡田准一くんと結婚したい。」

なんてのがあると無性に安心する(爆)。
ジャニーズ系社会現象の片鱗は、まだまだ衰えを見せない。
しかし総合的に見ると、女子生徒たちの抱負は、社会へ
そして、男子生徒たちの抱負は、家庭へ・・・・という傾向が見られるようである。
あまりに家庭的な意見が多かったものだから、あたくしはつい口をついて
「この子達は、家に何か問題を抱えているんじゃなかろうか?」
と言ってしまったほどだ。


女性が社会に進出するようになって久しく、そして、この春中学を卒業するこの子達は
皆、最後の昭和、もしくは平成生まれだ。
バブルの崩壊、やれリストラだ、株価暴落だ、援交だ、メールだ、戦争だと
様々な文化の中を駆け抜けてきた彼らたち。
教育指導要項も見直しされて、受ける授業の内容もいきなり様変わりした。
女性が踏ん張りどころを見せなければ、そして男性はそんな女性たちをしっかりと受け容れなければ・・・・
そんな教育が為されているのが目に浮かぶようである。


それこそ、あたくしらの時代にもあたくし自身含め、男女問わず野心家は大勢いたものだが
男子生徒たちの意見は、もっと突飛で夢に溢れ、実現できそうにはないけれど
それでも頑張ろう、やってみよう、言うだけでいいならでかいことを!!
みたいな風潮があった気がするが、今の子達は違うようだ。
男子生徒までがきちんと現実を直視し、温かい家庭を作り、それを守ることがどれだけ大変かを
身をもって体験したかなふうな抱負が多すぎるのである。
いけないことだとはいわないけれど、15歳・・・・具体的な夢が見えてくる年齢だ。
そんな多感で且つ繊細な時期に、自分の家庭事情から「温かい家庭を・・・・」と
望んでいるのだとしたら、これ以上の悲哀はないなと、あたくしなんかは思ってしまうのである。
10年後、彼らはまだ25歳なのだ。
25歳の男性が将来の展望として、「温かい家庭を」とか「子供は女の子が欲しい」とか
そういうことを言うのは別段不思議ではない。すぐそこに迫った現実だったりするからだ。
でもさぁ、15歳。これからまだまだ学生でいられる彼らがだよ・・・・。
25になる頃にはあったかい家庭を持って、子供は2人くらい欲しくて・・・・
なんて言ってほしくないのである。小さくまとまりすぎてやいないだろうか?


それに比べて女子諸君の勇猛果敢な野望には脱帽する。
バリバリと働き出世を目指し、挙句、会社まで興してやろう・・・・
具体的な職業を挙げている子もいた。
グラフィックデザイナー、小説家、何か特別な専門職・・・・とにかく夢や希望で溢れている。


そういう時代なのだなぁ・・・・。
そういうふうに思うしかない。
このご時世、男性は「諦め」型に傾向するのに対し、女性は「開拓」型が増えている。
まぁ、日本の歴史を紐解くと、女性が掌っていた時代は戦争も起こらず、
平和な時代が長く続くという事例もあることなので、
これからを生きる若い世代の女性には、是非ともこの夢を叶えるべく頑張って頂きたい。




そんなこれからの船出を祝い、教師陣も直筆の寄せ書きを載せていた。
呆れてモノも言えない方がお一人だけいらっしゃった(苦笑)

↑俄かには信じられない事実であった( ̄∇ ̄;)

こんな先生に教えられていたのかよ・・・・新卒業生諸君の前途が危ういと感じた(爆)。


4月になれば新しい制服に身を包み、新しい生活を始める彼らたち。
また、早々と社会に出る者もいるだろう。
新鮮で鮮烈な彼らのセンスに期待したい。

実際。
昨年見た光景であるが、ルーズソックスをはいていない女子高生を春先に多く見かけた。
彼女たちが、一時代にピリオドを打ったのだ。
「ルーズソックスなんて、ださ〜い。」とか言って、自分たちなりのスタイルを
新しく見つけようとしていたのだろう。
もしくは、彼女たちがまだ中学生の段階で、高校生たちが身に着けているものに対して
大した憧れや、模倣欲求みたいなものは皆無だったのかもしれない。
今年の春、どんな女子高生たちが現れるのか・・・・面白半分、期待半分で街を眺めることとしよう。

あさみ


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