2003年01月03日(金)
みをつくしてもあはんとぞおもふ


正月早々。2日の出来事。
アゴラフォビア・アサミンジャーは人ごみという人ごみに突っ込んでいき、
(無論、薬の勢い 込み)
散々酷い目に遭ってきた(爆)。



芸事成就と渇望している仕事のことを祈念しに、まずきつね参りに行ったのだけど、
溢れんばかりの人で、発狂しそうになった。


まだ結婚もしていないのに、ぷよ2の実家(本家)に連れていかれ、
おじいさま、おばあさま、おじさま、おばさま、そして、いとこたちにまで
挨拶をする。
総勢14〜5人はいたと見られる大広間で、またもや緊張を強いられ、
「あたくしは自由人ではなかったのか?」という言葉が脳裏を駆け巡る中、
丁重に挨拶をし、おまけに溶け込んだフリまでし、かなり気疲れはした。


実際、気のおけない人たちばかりで、先方も快く歓迎してくれたのだけれど
あの方たちと本格的にお付き合いを始めるのは、まだまだ当分先のことに
したほうが良さそうだな・・・・と悟る。
コレは本能的に(爆)。
先方が、こんな大々的に親戚付き合いとして結託しているとなると、
あたくしは良くても、サヨコが嫌がらないわけがない。
楽しい宴ではあったけれども、ここはオンナとしての千里眼をぎっちり開いて、
今後の動向をハッキリした形でキャッチし続けなければならない。
(=余分な仕事が増えたな( ̄∇ ̄;))




この宴の途中に、何と2件別件でお誘いが入る。
携帯電話の恨めしさよ・・・・(トホホ)
一方は、昨年の正月に行った中学の同窓会の幹事連中で、

「今、258(号線)に新しくできた店におるんやけど、
日野も来れるかぁ?
っつうか、お前、今、どこにおるん??」

などという突撃振り( ̄∇ ̄;)

「うぅ・・・・今ね、彼氏のご実家。(超ひそひそ声)」

「そりゃ、悪い時にかさなったなぁ・・・・。
いやさぁ、俺も大垣離れて、去年の3月頃から長久手の方に住んどるんやけど、
たまたま今日、大垣に帰省してきたで、
てーいちが皆に声かけて集めてくれたんや。」


「へぇ〜。そうやったんや。それはそれは・・・・」

「んで、今日はいつ帰ってくるん??」

「うぅ・・・・今日はお泊り・・・・。」



誰にも聞かれてはならぬこの電話。
本当は、行きたくて行きたくてたまらない。
だけど、今日ばかりはぷよ2年に一度の年中行事とあって、
かなりはりきっているのは知っていたので、無碍に
「申し訳ございませんが、別件が急に入りましたので、大垣の方に戻らせて頂きます。」
とは、口が裂けても言えない(苦笑)。
明らかに、「嫁」じゃん、これじゃ。


また時間を置いて、あたくしの携帯が鳴る。とっても嫌な予感( ̄∇ ̄;)

「おぅ! 明けましておめでとうございます!!」

何なんだ!? このテンションはっ!? といわんばかりの
めでたムードでかけてきやがったのは、高校時代の演劇部の同朋、トキである。

「はい、おめでと・・・・。」

「ところでお前、今から出れるか? おたべ
(仮称)もおるんやて。」

「なにっ!!?」

「ちょっと待て、今換わる。」

「おめでとうございます。」

「はいはい、おめでとうございます( ̄∇ ̄;)」

「今、258のミスド。6時集合な。」

「アホ言えっっ!! そういうことは前もって言ってくれ。
こっちはそれどころじゃないんじゃ!!」


「何かご都合でも??」

「只今、相方の実家にお邪魔中・・・・(-。-) ぼそっ」

「お前もかっ!?」

「他に誰が??」

「サトミ
(仮称)も結婚するらしくてなぁ。」

「あら♪ それはおめでたいわね♪」

「で、お前も来い( ̄^ ̄)」

「無茶をお言いでないよ。こっちはそれどころじゃないんだから。」

「何や。お前も近いんか?」

「あんた、昔と変わらず、平気で比較的タブーなことを口にするわね(-_-X)」

「わかった、わかった。そんで、今日はいつ戻れるんや?」

「だぁかぁらぁ、今日は泊まりやでダメって言っとるやろが。」

「くぅ・・・・とりあえず、電話を戻すわ。」

「おぅ、やっぱ帰ってこれんのか?」

「状況的に無理やね、コレは。」

「残念だなぁ・・・・。んじゃ、また今度の機会にするか。」

「そうして頂けると、すごくありがたいわ・・・・。」



どちらの件も、急に今日、話が持ち上がり、
急に今日、招集がかかった宴会ばかりである。
年賀状に「ヒマだから、いつでも誘ってね♪」を連呼して発送したツケが
年始早々、こんなところに出ようとは・・・・( ̄∇ ̄;)
計算違いもいいとこだ。
他人様の時間の空いている日というのは、大抵、重なるもので
そのいい例が、この2件の電話である( ̄∇ ̄;)。


時間を置いて、さぁ、これから麻雀大会でもするか♪ と、
こちらもかなり興がノッてきたところに、また一本の電話が・・・・。
もう勘弁してくれ・・・・あたくしの身体は1こしかないんじゃよ・・・・。

「もしもし〜? あり先輩ですかぁ〜??
あけましておめでとうございます♪ ひがですけどぉ〜♪」


言わなくてもわかる、ハイトーンボイス・・・・っていうか、お前もかっ!!!

「今ねぇ、おたべ先輩たちと一緒にいるんですよ。」

「え? まだミスドにいんの??」

「いえ、おたべ邸です♪ 先輩、何で来れないんですかぁ??」

「ゴメン!! ちょっと今忙しいから、後でかけなおすわ。」


奇しくも、牌を積んでいる最中なのであった(爆)。
この場は、何故かあたくしの前にある牌だけが、異様に少なかった(爆笑)。



その後、百人一首をやったり他に色々やったりして、
こんなに正月めいた正月は久方ぶりだわ・・・・と、ある種、感動も覚えたりもしたけれど
あたくしの頭の中は、それどころではない。
帰りの車の中で、とりあえずさっきの詫びを入れねばならぬ・・・・ってなわけで
シカノ氏と、ひがのところに電話を入れておく。
前者は、「誰々が結婚決まったぞぉ〜」みたいな話があったりして、
それで盛り上がっているようだった。
後者は違う。
盛り上がる時は、何でか突然、時と場所を選ばずに盛り上がるのである。

「あぁ♪ 先輩〜♪ 今、どこなんですか??」

「まだ、名古屋だよ。彼氏の部屋に到着したとこ。」

「えぇ〜〜〜っ!? 来てくださいよぉ。
今ならまだ間に合いますからぁ♪
今日ね、ペンちゃんとサトミも来てるんですよぉ♪
今、サトミに換わりますね♪」


「おひさしぶりですぅ〜〜〜。
あ。あけましておめでとうございますぅ。
先輩、私、結婚することになっちゃいましてぇ・・・・。」


「うん、おめでと♪ っていうか、
いつものいるか並みハイトーンボイスじゃないね?」


「そうですかぁ? そんなことないですよぉ。」

「で、苗字はどう変わるの??」

「それがですねぇ、聞いてくださいよ。
アレだけ日本中に溢れかえった私の苗字が、
いきなり『野間』になるんですよぉ。ちょっとびっくりですぅ。」


「ビックリって・・・・( ̄∇ ̄;)そんだけかい(爆)」

「ペンちゃん、大垣駅まで迎えに行かせますから、
今すぐ来てくださいねぇ〜♪」


「だから、今日は無理やって言うとろうに・・・・。」

「じゃあ、おたべ先輩に換わりまぁ〜〜す♪」

「おぅ。大垣着いたか?」

「だから、今日は名古屋でお泊りやって!!」

「カレンダーに合わせたように、ヒメハジメか。」

「そういうことを言うなよ( ̄∇ ̄;)」

「とりあえず、サトミが2月に挙式らしいから、
それまでにもう1回集めるわ。その時、頼むなぁ。」


「それだけは前もって言っておいてね。」

「何を言う。いきなり召集するのが、俺らの主義やろうが。」


いつ決まったんだ、そんな主義主張( ̄∇ ̄;)
嗚呼・・・・あたくしが発端だったわね。
それならば仕方がありません。風を起こしたあたくしの責任でございます。


ちくしょお・・・・野ザルども、覚えておけ。
この間、大掃除の時に見つかったものを大量コピーして、配布し
貴様らの性根を叩き直してやるからな・・・・( ̄ー ̄)ニヤリッ

↑騒ぐ時は、腹から声出すのが基本ぢゃ( ̄^ ̄)


でも、あたくしの予想が当たるならば、
こいつら喜んで、どこででもコレをやりそうな気がして、
あたくし、自ら墓穴を掘っているような感じがしますわ( ̄∇ ̄;)
元・部長だった尊厳、今や危うし( ̄□ ̄;)!!


この日の夜、酷い頭痛と吐き気と発作を同時にもよおし、
おたべオススメのヒメハジメは
先送りになったことだけ、付記しておこう。
右半身に麻痺を起こしつつも尚、頭痛だけは酷く、
ようやく薬だけをぷよ2に流し込んでもらって、
それで眠りにつけたわけだが、前後のことはしっかり覚えていない。
いつ、入眠したかも定かでないまま、本日の寒い夜明けを迎えたのであった。


それにしても、同時に3つの宴会が開催される中、あたくしは
懐かしい昔の仲間には一切会えずじまいで、
何だかとっても不本意な感じがしている。
結婚は、かなり先にしてやるぞと、某嬢と同じ目標を掲げた年始なのであった。

↑調子が悪いったらありゃしない・・・・(トホホ)

あさみ


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あなたの毎日にずぅむいん・・・・

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