2002年04月18日(木)
闘え! 起動戦士アサミンジャー 「別件勝利」の巻 〜まだまだ若いぜ♪アサミンジャー〜

 本当はなぁ・・・・
 病院にすら行きたくない状況なんだよなぁ・・・・そう、状況的には。
 実質、完全ひきこもり生活は6日で打ち切り。
 今日は、オーアエ決戦で、出陣しないことには薬も手に入らないのでした。


 いつもは、火曜日か金曜日に予約を入れてもらっているのだけど、
 先方の予定が4月から様変わりしたらしく、
 奇しくもおデート日の本日木曜の診察になった。


 と、いうことは、ぷよ2ちゃん付である。
 午後1番の診察。
 心なしか、オーアエは少し眠そう(笑)。


 春はやっぱり発作の季節だったというのを思い出した、ということや
 熱はやっぱりひかなくて、微熱どころの騒ぎでなく既に高熱が何日も続いている事や
 最近では眠りも浅くて、薬もろくろく効きやしないこと、
 悪夢も見るし、おかしな発汗が続いていること、
 おまけに、本来なら婦人科のメガネブタに相談すべきだろうことも全部、
 オーアエにぶっちゃけるところから始まった。


 前回、忘れた「雑」も謹呈した。
 オーアエは、それをパラパラやりながら唸り、そしてあたくしのことを見る。


「発作ねぇ・・・・。何でだろうねぇ・・・・。」

「こっちが聞きたいんですけど・・・・。」

「あなたさぁ、自分のイマジナリーコンパニオンたちと最近、お話とかする??」

「最近は・・・・ない。っていうか、基本的にないもん。
あれは対他人仕様だから、自分の中ではそんなに活躍しない。
いわば・・・・『楯』みたいなものだし。」


「芝居をしている時は・・・・?」

「そこはそれ、巧いこと調合して、
最高のキャラに仕上げるための手段として使ってましたよ。」


「あぁ、そうかぁ。なるほどねぇ。
じゃあ、自分の私生活中ではあんまりそういうことって起こらない・・・・?」


「皆無ってわけじゃないよ。モノ書くときなんか、
自分のコントロール外のところで、キャラが勝手に会話をしだすところから
作りますから。」


「はぁっ?? 勝手に話が進んでいくわけ??」

「はい・・・・基本的なキャラ設定だけすれば、
後は彼らが勝手に喋って、勝手に行動してくれるんで、
あたしはそれを『書く』ことで追うだけなんです。
だから、ダラダラと長文になっちゃったりするんですけどね(笑)」


「うひゃぁ〜。(ぷよ2ちゃんに)それって凄くないか?」

「はい・・・・スゴいと思います・・・・。」

「あなたさぁ、やっぱりコレで食っていくべきだよっっ!」

「食えるものなら食いたいですともさっっ!!
この間もさ、テレビで17歳の子が文芸賞を受賞しているのを見て、
『ちくしょお〜〜〜っっ』って思った・・・・。」


「そうそう♪ それそれ♪
そういうふうに素直に出せると、いいんだよ♪
もっと俗世に浸かれ♪浸かれ♪ そして、芥川賞をとるんだぁ♪」




 結局、ここなんだよなぁ、この人は( ̄∇ ̄;)
 いいけどさ。
 もう慣れたから・・・・。



「あなたはね、『新しい人』なんだよ。
今、現実と空想の世界のボーダーが凄く曖昧になっているんだ。
その中で、フィクションとしてそんな自動筆記みたいなことで
世界構築が自然にできるのなら、それは武器だ。
世間が、あなたに追いついていない。それだけのことだな。
今後、あなたみたいな人は増えてくる。絶対に増えてくる。
だから、決して特別なことじゃないと思うんだ。
過呼吸の発作が出てしまうのも、熱が出てしまうのも、
あなた自身が、自分に追いついていないだけかもしれないな。」


「『新しい人』・・・・何か、武田鉄矢の歌みたい(笑)」

「俺も今、同じこと思った(爆)」

「(爆)」

( ̄∇ ̄;)

「こういうとこの、発想が似てるんですよ・・・・あははははは・・・・・」

「ただ・・・・あたしは・・・・。
書ける時と書けない時の波が酷いから、きっと、コレで食べていくのは無理だと思う。
1つでも賞が取れればなぁ。」


「それにはまず、自分のことを書くべきだな♪ ( ̄ー ̄)ニヤリッ」

「嗚呼・・・・それ、一番無理っぽそう。」

「うん・・・・あたしもそう思う(笑)」

「やっぱ似てるよな、発想・・・・」

「いや、書けない事はないだろう♪ 書けたらそれが賞になるっ♪♪」




 2対1の攻防も、午後1番のオーアエを揺るがすには至らない。


 でも・・・・。
 「新しい人」かぁ・・・・。
 あたくしにとっては、とても素晴らしい響きに聞こえたな。
 自分でも捕まえられない所にいる、「あたくし」という名の「新しい人」・・・・。
 凄く素敵な響きだった。


 眠れないと散々訴えたら、苦い薬はやめてあげよう♪との先方の提案で以って、
 アモバンから、マイスリーに処方が変わった。
 この手の薬は、どんどん増やしていくのはあんまり良くないらしいから、
 手を変え品を変え・・・・じゃないけれど、別角度から切り込んでいって
 なるべく薬そのものの量を増やさない方がいいと、オーアエは言った。
 あたくしはそれには大賛成だった。
 そういうやり方をしてくれるオーアエには素直に感謝したいと思う。


 ついでに

「ピル、早くやめてぇよ・・・・」

 と、こぼしたら、

「そういうのは、むこう(婦人科)で聞いてよ。」

 やっぱり取り合ってくんなかったけど(笑)。


 今日のこの攻防戦は、何となく平和に短時間で終了したけれど、
 本日のタイトルの通り、あたくしは「別件」で勝利を収めたのであります。


 本日、どうしてもラーメンが食べたい、あたくしら2人・・・・。
 診察が終わってから、本屋に寄ったり、あれこれ買い物をしたりしていたけれど
 時間が思うように埋まらない。
 夕食には早く、かといって、お茶をしてしまうと、
 当初の目的のラーメンが食べられなくなる恐れが・・・・・・。


 おまけに、2人とも何となく気だるくて、
 お天気は良いものの、肌寒い本日のアフタヌーン、
 中途半端な時間な故に、どこかへ足を伸ばそうという気力もあんまりなかった。
 と、あたくしは、市内の某スーパーの一角に、
 ナムコ直営の小さなゲーセンが入っているのを思い出した。
 そこには、あの「太鼓の達人3」が既に導入済みなのだ。


(* ̄ー ̄)ニンマリ

(* ̄ー ̄)ニンマリ

「行きますか? ( ̄ー ̄)ニヤリッ」

「行きましょう♪ ( ̄ー ̄)ニヤリッ」


 このゲームにも随分慣れて久しいあたくしら・・・・。
 別に、それほど命を賭けてはいないけれど、結構本気で燃えては叩く。
 新シリーズから導入されたバトルモードに挑戦しようとした時のことだった。


 さすが、スーパーの一角を占領して作っただけのゲーセン・・・・
 小さい子供ら(推定:小学2〜3年生)がワラワラと
 あたくしらの周囲に集まりだした。
 黄色い声で、

「この曲がいいよ〜♪」

「コレ、早くて面白いよぉ〜♪」


 ご指南、どうも(笑)。
 では早速、おススメの曲、「サザエさん」(★6つ:難度高い)に
 挑戦してみたいと思います。


 と、その時であった。
 ある子供の口から、このような言葉が発せられ、それが周囲にどんどん広がり
 あたくしらは呆気にとられてしまったのである。

「ワーイ!!『親子対決』だぁ♪」

「ワーイ!! ワーイ!!」



























・・・・・・・・・・・。


























親子??


























 え〜。
 察しますに・・・・・・・・・・・。


























親:ぷよ2

子:あたくし



























 もう、笑いが止まらない(爆爆爆爆)
 ゲームのバトルでは、僅差で負けてしまったものの、かなり勝者の気分である。
 多分、あたくしのナリは、あのお子様たちの目にはあんまり入っていなかった
 と思われます。
 きっと、ぷよ2ちゃんのナリだけをみて、子供たちは、瞬間的に




















自分たちの
父親





















 を、連想してしまったのだと思います(爆爆爆爆)
 ぷよ2ちゃんだけを見ていると、小学2〜3年生の子供がいてもおかしくないような、
 恰幅の宜しい、オッサンらしさがガンガン醸し出されているのは、
 一目瞭然。
 明々白々。


 あたくしは、子供たちから、どっちが親に見えるのかを聞き出しもせずに、
 勝手に勝者の気分でいた。
 何故なら、ぷよ2ちゃんも自分の方が親に見られたのだと自覚していたからだ(爆)。


 並んで太鼓を叩いていると、「親子」に見えるのかぁ・・・・
 ぎゃははははははは _(__)ノ彡☆ばんばん!


 あんまりの事実に、取り巻きの子供たちには本当の年齢を一切教えずに
 そのコーナーを後にした、あたくしら2人なのでありました。

 嗚呼。
 何て清々しいんでしょ。
 6日間、ひきこもっていた甲斐があったってもんだわ♪(完全無関係)

あさみ


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あなたの毎日にずぅむいん・・・・

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