2002年03月13日(水)
春がきている









 つい先日、我が家に起こった実話である。
 母・サヨコの靴の中に仔ネコ軍団(とはいえ、そろそろ1歳)が
 狩りの成果を発表すべく、何だかよくわからない小型爬虫類系の死骸を
 献上したので、彼女は奇声を上げてネコどもを叱り飛ばしていたのでありました。


 あたくしは、何だかよくわからないけれど、本日・・・・・
 漢詩、「春眠暁を覚えず」じゃあないけれど、
 とにかくよく眠りこけていた。だるいことこの上なし。
 身体の中で何やら異変が起きているのか、
 いつもの薬をいつものように飲んでいるだけなのに、14時間も普通に眠れるのは
 普通じゃない。
 おぉ・・・・・とうとう、服用5日目にして、ホルモン剤の効果が出てきたのか?
 また今日から、アモバンだけでもやめてみるかな?


 様々な目論見が交錯する中、あれだけ眠ったにも拘わらず、
 起床から6時間経つか経たぬかの時点で、もう既に眠い。
 無論、本日は踊っている場合ではないと判断して、お休みした。


 春がきているのだなぁ。
 いやな季節だわ。
 春が来ると、あたくしは1つ年をとるし・・・・
 呼吸や情緒が安定しなくなるし・・・・
 春が終われば決まって夏がくるし・・・・
 夏がくると、へたってしまうし・・・・


 みそじ・・・・とやらを迎える前には、
 この輪廻から抜け出たいなぁと思う。


 そういえば、東京には桜が沢山あったっけ。
 地元にもないわけではないけれど、東京の比ではなかった。


 春が来ると桜が咲いて。
 あたくしは、狂い出すのだった。
 東京に帰りたい、と切望しているわけではないけれど、
 春の訪れがあたくしにとって、どういう意味を示しているのかを
 もっとちゃんと確かめてから、
 都落ちをするんだったな・・・・と後悔しても、もう遅く・・・・。


 この間、病院の処方箋を見たら、名前の横に
 「27歳11ヶ月」と書いてあった。
 この微妙な表現にすら、春の訪れを感じてしまう。


 そんな本日のあたくし・・・・

 うちのネコのように、勇猛果敢じゃなさそうでよろしい。
 果てしなくのんびりと眠っているようなあのイメージも。

あさみ


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あなたの毎日にずぅむいん・・・・

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