レッスン室、鏡のドン前。センターポジション。 何にせよ、この位置は美味しい。 振り入れするにあたって、先生の細かい動きを目の前にできるのと、 自分の踊っている姿を他の人たちと見比べて、ミザンスを整えることができる。 先生が他へ移動していけば、あたくしのいる場所は、正に「Mr.ムーンライト 〜愛のビッグバンド〜」を唄う、よっすぃ〜状態♪ 入会して丸2ヶ月・・・・1度だけ欠席したので、実質7回目のレッスンで、 遂に、美味しい位置・・・・最前列・どセンターを奪取するに至った。 それにしても、この人たち・・・・。 週に1度・・・・たった8回で1曲仕上げるって、すげぇよなぁ。 その中に、何となくホイっと入ってしまった、あたくしもあたくしだけど。 指導者がいいと、ここまで出来るようになるのね(笑)。 面白いので、今後も続けようと思います(爆)。 以前はもっと太っていたけれど、その分、筋肉もあったようだ。 トゥ・アップもこんなにフラフラしなかったのに、 パッセでアップすると、どうもこう、バランスが取り辛い。 う〜む・・・・。トリプルピルレットは夢のまた夢だな( ̄∇ ̄;) ただ体重が落ちたらそれでいいかといえば、そうでもない・・・・というのは ちゃんとわかっていたが、ちょっと期待していたフシもあったのだ。 ウェイトが落ちれば、ひょっとしたら今までよりも軽〜く回転できるんじゃないか? 幻想だったけど( ̄∇ ̄;) 軸足や回転方向が変わると、ダブルはおろか、1回転するのもままならない。 そう。 あたくしには致命的な弱点があるのだ。 それは、幼い時に負傷した右腕がどうも関係しているらしく、 筋肉が形成される時期に、左右のバランスが著しく損なわれたようだ。 利き腕、軸足、そういうものの問題ではなく、 根本的に筋肉のつき方が、身体の中心から右へ向けてと左へ向けてとで 全く違うのだ。 右肘をギプスで固めていた時期は長かった。 概算してほんの数ヶ月なんだろうけれど、筋肉を生成する時期とそれが重なったのは 大きな痛手かもしれない。 当時(5〜7歳)、右肘を固めるということは、 バランスの取れた腕の振りが叶わず、 まっすぐ走ることも難しい。 イコール、足の方も、どちらかに偏った負担がかかっていたように思われる。 それ以後も、何度か同じ箇所を怪我していたから、 ギプスとまではいかなくとも、固定期間は更に長かったことになる。 今現在も、右肩、右肘の筋肉は、左腕のそれとは比べ物にならないくらいにヤワだ。 対称的なミザンスを追求する「身体表現」をするとなると あたくしはかなり不利なのである。 いくら踊るのが好きといっても、器が対応していかないのだ。 と、吠え面かくだけのあたくしじゃございません ┐( ̄∇ ̄)┌オホホ 何も、プロのダンサーになろうなんて野望を持っているわけじゃないもんね。 自分に対して及第点・・・・もしくは合格点を出すには、 もうちょっとかかるな・・・・そう思ったのだ。 筋肉をつけて、ちょっと鍛え上げて、 体力をつけて、夏場の闘病に備えなければならないの。 発表会にエントリーしたけど、夏場、あたくしちゃんとレッスンに出られるかしら? 今更ながらに、ちょっと不安だわ。 エントリーの名簿に、名前を書いた後、 メンバー唯一の男性に声をかけられた。「これで逃げられなくなりましたよ。( ̄ー ̄)ニヤリッ」 わかってますとも・・・・。 わかってますともさ・・・・( ̄^ ̄) ちくしょお・・・・。 夏までには、美しくダブルピルレット(左右両方)決められるようになってやる。 ロッカールームで明らかになりました。 どおりで、レッスン中の格好がいつもより大人しいはずだわ(爆笑)。 しかし、どこから探してくるんだ、あんなグッズ・・・・。