2002年02月27日(水)
奪取! ・・・・華麗なるピルレットまであとひとふんばり

 レッスン室、鏡のドン前。センターポジション。


 何にせよ、この位置は美味しい。
 振り入れするにあたって、先生の細かい動きを目の前にできるのと、
 自分の踊っている姿を他の人たちと見比べて、ミザンスを整えることができる。
 先生が他へ移動していけば、あたくしのいる場所は、正に



















「Mr.ムーンライト 〜愛のビッグバンド〜」
を唄う、よっすぃ〜状態♪
























 入会して丸2ヶ月・・・・1度だけ欠席したので、実質7回目のレッスンで、
 遂に、美味しい位置・・・・最前列・どセンターを奪取するに至った。


 それにしても、この人たち・・・・。
 週に1度・・・・たった8回で1曲仕上げるって、すげぇよなぁ。
 その中に、何となくホイっと入ってしまった、あたくしもあたくしだけど。
 指導者がいいと、ここまで出来るようになるのね(笑)。
 面白いので、今後も続けようと思います(爆)。



 以前はもっと太っていたけれど、その分、筋肉もあったようだ。
 トゥ・アップもこんなにフラフラしなかったのに、
 パッセでアップすると、どうもこう、バランスが取り辛い。


 う〜む・・・・。トリプルピルレットは夢のまた夢だな( ̄∇ ̄;)


 ただ体重が落ちたらそれでいいかといえば、そうでもない・・・・というのは
 ちゃんとわかっていたが、ちょっと期待していたフシもあったのだ。
 ウェイトが落ちれば、ひょっとしたら今までよりも軽〜く回転できるんじゃないか?


 幻想だったけど( ̄∇ ̄;)


 軸足や回転方向が変わると、ダブルはおろか、1回転するのもままならない。
 そう。
 あたくしには致命的な弱点があるのだ。
 それは、幼い時に負傷した右腕がどうも関係しているらしく、
 筋肉が形成される時期に、左右のバランスが著しく損なわれたようだ。
 利き腕、軸足、そういうものの問題ではなく、
 根本的に筋肉のつき方が、身体の中心から右へ向けてと左へ向けてとで
 全く違うのだ。


 右肘をギプスで固めていた時期は長かった。
 概算してほんの数ヶ月なんだろうけれど、筋肉を生成する時期とそれが重なったのは
 大きな痛手かもしれない。
 当時(5〜7歳)、右肘を固めるということは、
 バランスの取れた腕の振りが叶わず、
 まっすぐ走ることも難しい。
 イコール、足の方も、どちらかに偏った負担がかかっていたように思われる。
 それ以後も、何度か同じ箇所を怪我していたから、
 ギプスとまではいかなくとも、固定期間は更に長かったことになる。
 今現在も、右肩、右肘の筋肉は、左腕のそれとは比べ物にならないくらいにヤワだ。


 対称的なミザンスを追求する「身体表現」をするとなると
 あたくしはかなり不利なのである。
 いくら踊るのが好きといっても、器が対応していかないのだ。



 と、吠え面かくだけのあたくしじゃございません ┐( ̄∇ ̄)┌オホホ
 何も、プロのダンサーになろうなんて野望を持っているわけじゃないもんね。
 自分に対して及第点・・・・もしくは合格点を出すには、
 もうちょっとかかるな・・・・そう思ったのだ。


 筋肉をつけて、ちょっと鍛え上げて、
 体力をつけて、夏場の闘病に備えなければならないの。


 発表会にエントリーしたけど、夏場、あたくしちゃんとレッスンに出られるかしら?
 今更ながらに、ちょっと不安だわ。
 エントリーの名簿に、名前を書いた後、
 メンバー唯一の男性に声をかけられた。



「これで逃げられなくなりましたよ。
( ̄ー ̄)ニヤリッ」




 わかってますとも・・・・。
 わかってますともさ・・・・( ̄^ ̄)



 ちくしょお・・・・。
 夏までには、美しくダブルピルレット(左右両方)決められるようになってやる。


 ロッカールームで明らかになりました。
 どおりで、レッスン中の格好がいつもより大人しいはずだわ(爆笑)。
 しかし、どこから探してくるんだ、あんなグッズ・・・・。


あさみ


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あなたの毎日にずぅむいん・・・・

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