ひとりごと〜リターンズ〜
不知火
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2001年03月06日(火) ■ |
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睡魔はきまぐれに |
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はい、どうやらばっちり起きられたようです。
とはいえ、9時半に江坂に到着した私はあくびを必死で我慢しながら、 大同生命ビルを目指します。
10時には予定通りセミナーが開始されました。 眠かったのは当然ですが、興味は眠気を打ち消してくれるのでしょうか。 (時にそうでない時も多々あるが。) 約2時間の説明の間、私の目は爛々と輝いていました。
・・・大学でこんな事ができていれば苦労はしなかったろうに。 云ってもせんないことながら、ついつい考えてしまうものです。
とまと&あそしえいつ。 それがその会社の名前でした。 地域密着型という響きは私にとって大変魅力的なものです。 面白い会社だ・・・と率直に感じました。
さて、午後は大阪市北区の郵政互助会ビルで・・・。
ってそれどこ? 江坂を離れる前に言い知れぬ不安がよぎります。
しかし 「OAPの轍は踏むまい。」 そう、次はあの時の会社の筆記試験なのでした。 北区の郵政互助会ビル・・・最寄り駅はどこなのだろう・・・。
おし、住所はわかってるんだからコンビニで地図を見ようっ。 当然のことですが店員さんに教えてもらうわけではありません。 売ってる地図を立ち読みするわけです。 この手段は住所がわかっているけどアクセス方法がわからない。 そんな時に案外便利です。
昔、大学に入ったばかりで、 京都の地理に全く通じていなかった頃よく使った方法でした。 (↑それこそ烏丸通と河原町通りの位置関係も知らなかった頃。)
数分後、コンビニから出てきた私は、 質素なお昼ご飯とお茶を携えていました。 どうやら目的地が特定できて気分上々、ついでに買い物でも・・・ ということだったようですね。
2時間の筆記試験、さっさと終わらせた私はまっすぐ帰るはずが、 なんとなくそこら辺をゆっくり歩きました。
帰り道、以前いた印刷会社の大阪営業所が目に入りました。
時間的にそれほど忙しい時間帯ではないはず。 遊びに行ってみようっ♪
6Fまでの道のりをあえて階段を使用する私。 忙しかったらすぐに帰ろう。 知ってる人がいなかったら、笑って誤魔化して逃げようか? いやいや、ちゃんと京都の元バイトと説明して・・・・。
考えているうちに6Fに到着。 とりあえず入り口から中に向かって声をかけてみる。 「こんにちは〜」
受付に素早く現れる女性社員。 「はい、こんにちは〜」 私の安心した笑顔を見て一瞬動きが止まる。
1秒。 2秒経過。
そして、笑いが起きる。
「こんなとこで何してんの〜」
以前ベビスターラーメンJUMBOを下さった上多さんとの再会である。
「就職活動のついでに・・・。 たまたま近くを通りかかったもんで。 お忙しくなかったですか??」
この時期のこの時間はまぁ大丈夫だろう、 という大まかな計算の下立ち寄ってみたのだが、 (実際何度も近くへは着ていたが、 忙しそうな時期には素通りしていたのだ。) 時ならぬ多忙さを見せることもあるので一応尋ねてみた。
どうやら大丈夫らしい。
その後、バイト先の事、就職活動のこと、色々と立話し。(←受付で) 通りかかる社員のみなさんが、
「就職活動?ええ会社あるで〜」 その先は聞かなくてもわかる・・・・。 同系統のネタに、
「を?うちの会社受けにきたんか?」 というのもあるぐらいなんだから。(そう云った人もいた)
みんな冗談とも本気ともつかぬ口調でそんな事をいいながら通り過ぎていく。 そんな彼らはほとんど初対面。 さすがは大阪営業所である。
「でも、うちの会社はやめといたほうがいいと思うで」 この時だけ上多さんの表情から笑顔が消えた。 どうやら本気でやばいらしい。 なんとかギリギリ、会社としてはやっていけるが、 その後の伸びが期待できない、とのことらしい。
なるほど・・・。 でも。
「もし半年ぐらいして就職決まらなかったらコネ・・・」 なんて軽口も忘れてはいけない。
それが関西人のコミュニケーションなのだから。
そして、 帰りの電車では疲労と眠気を思い出し、泥のように眠ったとのことだ。
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