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ひとりごと〜リターンズ〜
不知火
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2001年02月22日(木)
とちった!!!

しまった!
今日も寝坊か!?

と思ったらそれほどでもなかった。
挽回可能な時間です。

でもあまり熟睡できなかったなぁ。
昨夜履歴書書こうと机に向かって・・・。

・・・・え?

途端に目が醒める。


いかん!履歴書全くかけてへん!!!
どうしようどうしようどうしようどうしよう。

そうだ!

と悩むこと0.9秒、思いつく事0.1秒。

昨日押印してなくて出せなかった履歴書を取り出して、
これに印鑑をぽちっとな。

書いてる内容は・・・ふむふむ、今日のところでも通用する。(爆)


そして時間があまったので、スーツとシャツにアイロンがけしてやる。
これも昨夜やる予定だったのに・・・まぁ仕方ない。


準備出来次第出発する。

なんか今日はやる気が起きないなぁ・・・面接なのに。



面接自体は初めてではなかった。
が、集団面接らしい、今日のところは。
これは初めて。

待合室(?)で隣の人々に話し掛けてみる。

「10時半からの面接ですか?緊張しますね〜。」

「ええ。」
「そうですね。」


「やっぱりこういう関係の会社回ってるんですか??」
「はい」

「面接初めてですか?」
「初めてです。」

お前ら会話する気あるのか。
なんとなく面接前にお互いの緊張をほぐしてみようと思ったのだが、
どうもこの人たちリアクションが乏しい。

まるで私が面接官みたいじゃないか。

そうか、きっと頭の中で面接シミュレーションしてるんだな。
ならばもう何もいうまい。


面接が始まる・・・・やはりそうだった。
先ほどの奴らは答えをあらかじめ用意していたようだ。


「自己PRをお願いします」

さっきの二人は妙にきっちりとした標準語で喋りだす。

さっきは関西弁だったろうが・・・。
なんか型通りの答えばっかりで面白くない・・・。

私ですか?
ここの会社は内定もらってもきっと入社しないので、
心の底から正直に、自分らしく喋りました。

「うちのラーメン食べた事ありますか?」
「すみません、まだありません」

ここまで正直だ!

ただし、この面接終わった後で食べに行ってみました。
調度バイト行くまでに時間があったからね。

これは・・・・。
うまい。

「おいしいラーメン」という名前をつけるだけの事はある。
天下一品のラーメンを始めて食べた時、大変ショックを受けたことを思い出す。
後にその店は本店と大きくかけ離れた味の店だと知り更にショックだった。

でも、このラーメンはきっとあれよりもっと一般受けするだろうなぁ。
あっさりしてるし、好き嫌いが少ないと思う。

隣に座ったカップルの男の方。

「この味はよそで食べた事ないと思うで」
「スープ、飲むたびに味変わるやろ?」

物知り顔で女の子に説明しています。

「おいしいよぉ〜」

泣きそうになりながらそう繰り返す彼女の耳には入っていない様子。


うーん、でも確かにおいしい。

宣伝文句は
「一度食べればその味に驚き、三度食べれば病み付きになる」


今日。
バイトで帰りが遅くなってお腹がすいた時。
早くも、不思議と口の中にあの味がよみがえってきて、
もう一度食べたいな・・・。
と思った物でした。