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ひとりごと〜リターンズ〜
不知火
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2001年01月28日(日)
一家爛々?いや、それ違うだろう。

すごく寝苦しい夜だった。
なんか頭痛と頭痛と頭痛、それに咳と喉の痛みに鼻水が同時に襲い掛かってきた、
そんな苦しみのなかで何度も目覚めたような・・・
気がしないでもないけどよく覚えてない。

起きてからの体調ははっきり言って最悪。

「あ、ヤバイな」

と何度か思ったがそこは気合でカバー。
時間をかけて調子を整え、目を覚ますと訪問者が。

伯母である。
父の兄の妻である。

いとこたちは私よりずっと年上で既にみなばらばらに住んでいる。
なので昨年伯父がなくなってからは、
伯母は長年伯父の看病をしていた家で一人住んでいる。

伯父の喪中であったので正月にも会わなかったが、
元気にしているのかどうか気にはなっていた。

「おめでとうございます。」

兄に祝いを渡している、約半年振りに見た伯母の姿は、
12年に渡る伯父の看病の疲れ切った顔から、
少しふっくらと健康そうな顔に見えた。

だが、あの頃に比べて全体に少し寂しそうな印象も受けた。

兄に向かって結婚について語る伯母。
真剣な面持ちで耳を傾ける父と兄。
なんか一時期、結婚式に誰を呼ぶかでもめてたらしいが、
この様子だと大丈夫そうやな、この二人。
・・・また急に何言い出すかわかったもんじゃねーが。

そして伯母は帰る前に

「せっかく一家そろってるんやから写真撮らせてくれへん?」

鞄から所謂「うつるんです」を取り出す。
あんたは女子高生かっ!
相変わらずお茶目なおばちゃんだ。

ともあれ、言われて見れば今日は兄貴も休みで、
私も帰っている、両親も祖母もいる時に伯母がくる事など非常に珍しい。

ここ数年では貴重な一家団欒(?)の写真を撮って、伯母は帰って行った。

そして私も、
ここ数年では非常にしぶとい風邪を引っさげて、京都に帰ってきた。

・・・・・。
そろそろ試験勉強再開しねーと何かとやばいな・・・・。