2013年06月01日(土) |
『世界にひとつのプレイブック』 |
妻の浮気が原因で心のバランスを崩し、すべてを失ったパット(ブラッドリー・クーパー)は、実家で両親と暮らしながら、社会復帰を目指してリハビリをしている。 そんなとき、近所に住むティファニー(ジェニファー・ローレンス)と出会う。 ティファニーは愛らしい姿からは想像もつかない過激な発言と突飛な行動を繰り出し、パットを翻弄する。 実は彼女も、夫を事故で亡くし、心に傷を負っていた。 立ち直るためにダンスコンテストへの出場を決意したティファニーは、パットを強引にパートナーに任命する。 こうして、2人の人生の希望を取り戻す挑戦が始まった。。。
人は人によって狂うこともあれば、希望の光が当たることもある。 誰かの力を借りたり、励ましあったり、助けられたり助けたり、それによってぶつかったり。 全て「人」対「人」だから起こること。 喜んだり笑ったり泣いたり喚いたり… 全て「人」なんだなぁと強く感じる作品だった。
壊れたしまったパットと家族の描写は、いろいろ大変さが伝わってきた。 多分、現実に直面している人からすると「こんな甘いものじゃない」かもしれないけど、物語の中の描写では十分に伝わったのでは?ないかな。
苦しみや葛藤を熱演していたブラッドリー・クーパーはもちろん、ロバート・デニーロとジャッキー・ウィヴァーが本物のお父さんとお母さんに見えてきて!個人的には、この2人の「両親ぶり」が凄かった。
そしてまだ20代前半のジェニファー・ローレンスは、美人さんではないけど、時々、超キュートな顔になる瞬間がステキ。 あと、あの低音の声がとっても印象に残る女優さんだね。
後半の展開はある程度の予測はつくけど、アメリカ人が熱狂するアメフトとの絡みも分かりやすくて良かった。
ただ、社交ダンス踊ってる私からすると、2人のダンスはもうチョット頑張れ!って感じだけどね。
各種賞レースを総なめにし、アカデミー賞では、演技の4部門全てにノミネートと話題作。 キャストのセリフ量も多く、芝居に堪能できました。
今日も会員になっている小さな映画館で鑑賞。
>>昨日は『すーちゃん、まいちゃん、さわ子さん』
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『人生ブラボー!』 『華麗なるギャッツビー』 『モンスターズインク』
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