2012年12月11日(火) |
『鍵泥棒のメソッド』 |
銭湯に入ってきた金持ちそうな男(香川照之)が転倒。 その場に居合わせた貧乏役者の桜井(堺雅人)が様子を見ていると、男は頭を強打した影響で記憶を失っていた。 桜井はちょっとした出来心を起こし、男のロッカーの鍵と自分の鍵をすり替える。 案の定、自分を桜井だと思い込む男。 しかし男の正体は誰も顔を見たことのない伝説の殺し屋・コンドウで、コンドウに成り代わった桜井のもとに大金が絡む危険な仕事の依頼が舞い込み、桜井はやむなく引き受けてしまう。 一方、自分は桜井だと思い込んでいるコンドウは一流の役者となることを目指して真面目に努力する。 そんなひたむきな姿に胸を打たれた女性編集長の香苗(広末涼子)は彼に求婚。 三者三様の事情が複雑に絡み合う。。。
内田監督の作品ということで、最初からハードル上げて観ちゃった為、まぁまぁこのくらいは当たり前という感じでした。
演じる役者さんたちは素晴らしいし、1つ1つ可笑しなエピソードもあるけど、「衝撃」がない。
我ながら、観客ってワガママと思います。。。本当。
コンドウが桜井になりかわって、桜井のボロアパートで暮らす羽目になるのだけど、まず最初に部屋が片付けられます。 足の踏み場もないような汚部屋が、ボロながらも、ちゃんと片付いた部屋に。
私自身、「超」がつく捨て魔で、モノがたくさんある状況が大嫌いなので、「あー!やっぱり基本は片付け!これが出来なきゃ、何も始まらないよね。うんうん、そうだよね」って、独り納得でした。
記憶喪失で、行動や言動をいちいちノートに書いていくコンドウ(香川)1番面白かったところかも。 あと、荒川良々さんの悪役。
どうしても期待値が高くなっちゃう内田監督。 次回は、まだ世間ではあまり有名じゃないくても、すんごい個性的な役者さんを抜擢して欲しいなぁ。
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■感想予告■(映画見済・感想暫待)
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