2012年12月03日(月) |
『ボーン・レガシー』 |
極秘プログラム“トレッドストーン計画”によって生み出された最強の暗殺者、ジェイソン・ボーンが、ロンドンで新聞記者に接触しようとしていた頃。 ボーンと内部調査局のパメラ・ランディ(ジョアン・アレン)の告発によって計画が明るみに出ることを恐れたCIA本部では、国家調査研究所のリック・バイヤー(エドワード・ノートン)が証拠隠滅のために全プログラムの抹消を命じる。 一方、アラスカの訓練地では、“アウトカム計画”によって生み出された暗殺者、アーロン・クロス(ジェレミー・レナー)が訓練を積んでいた。 薬の服用を義務づけられていた彼は、相次ぐ予定変更によって自分の身に迫る危険を察知する。 彼の体調を管理しているステリシン・モルランタ社では、突然、職員が銃を乱射。 居合わせたマルタ・シェアリング博士(レイチェル・ワイズ)は九死に一生を得るが、研究所で行なっていたことに事件の原因があると知っていた彼女に、再び危機が迫る。 薬を求めてマルタのところへやってきた彼は、薬はすでに服用が中止され、プログラム従事者の体には半永久的な効果を持つ活性ウイルスが培養されていることを聞き、彼女とともにウイルスを製造しているマニラへ向かう。 マルタ暗殺の失敗を知ったバイヤーは、彼女を病原体盗難の重要容疑者に仕立て上げ、安全保障局や国防省を巻き込んだ非常事態宣言を発令。 組織的な捜査によって2人の行方を洗い出す。。。
終わってみたら、レイチェル・ワイズが主役という印象だった。
アーロンがマルタと出会ってからの展開はとても良かったのに、前半の山のシーンがちょっと長すぎて、アーロンの(ジェレミーの)良さが伝わらないうちにマルタの印象が強くなりすぎて、『ボーン』作品なのに、なんだかもったいなかったような。
思うに、この手の作品には、自然豊かな場面や、そこを舞台にしたシーンって、あまり必要ないんじゃないかな?
都会でも田舎でもいいけど、人がたくさんいる・建物がたくさんある街のシーンの方が緊迫感が伝わってきて好き。
前作の駅のシーンがとても印象深いので、今作の空港のシーンも、もう少し長くても面白くなったと思う。
誰と誰が善い人で、誰と誰が味方で、誰と誰が悪い人なのか? それをハラハラしながら物語の展開を観ていくのも楽しみだけど、ずーっと「この人どっちなんだろう?」と分からないまま進んでいくと消化不良が強くなる。
『ボーン』シリーズは、このままジェレミー・レナーでいくのかな?
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■感想予告■(映画見済・感想暫待)
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