2012年04月04日(水) |
『マリリン 7日間の恋』 |
1956年。 ローレンス・オリヴィエ(ケネス・ブラナー)が監督と主演を務める『王子と踊り子』の撮影で、ハリウッドからロンドンへと渡ったマリリン・モンロー(ミシェル・ウィリアムズ)。 スタッフから大歓迎を受ける彼女だったが、初の海外撮影によるプレッシャーと、夫との確執で仕事に集中できずにいた。 さらに演技方法でオリヴィエとも対立、困惑するモンローに、第3助監督のコリン(エディ・レッドメイン)はただひとり的確なアドバイスをする。 それを機に二人は心を許し合う仲になるが。。。
マリリン・モンローのことは全くと言っていいほど知らないけど、大好きなミシェル・ウィリアムズ主演ということで観に行って来ました。
予告やあらすじからは、「マリリンとコリンのひと夏の恋」みたいな印象を受けたけれど、恋愛的な部分よりも、マリリンのパーソナルな部分の方が深く描かれていたかな。
劇中のような、若いスタッフとの小さな恋があったかもしれないし、あったとしたら、きっとこんな感じだったんだろうなぁと、自然な流れで想像できるようなストーリー展開だった。
ただ、私を含めて、コリンとの恋愛シーンよりも、マリリンの孤独の描き方の方が興味深かった人が多いんじゃないかなぁ?
最近私は、会社の上司を見ていても感じるけど、立場が上の人や偉い人って、けっこう孤独だなぁ…と。
それが世界的な有名スターといったら、尚更。 「世界一の孤独」といっても大袈裟ではない。
自分の周りの人すべてが自分を守ってくれる。 反面、自分の周りの人すべてが自分の心を守ってくれない。
ミシェルが演じるマリリンは、きっとありのままの姿だったんじゃないかなぁと感じました。
ミシェルは、マリリン・モンローという役を演じていたけど、劇中のマリリンもマリリン・モンローを演じていたというか(伝わりにくい!) その辺がとーっても上手に描かれていた。
思い起こせば…かれこれもう10年ぐらい?前?になるのかな… 『ミー・ウィズアウト・ユー』作品で初めてミシェル・ウィリアムズを観てから、注目していた好きな女優さんだったけど、本当にお見事だった! そして、とっても美しかった!
これからもいろんな作品でミシェルを観たいなぁ〜。
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