####【みぃ♪の閑話休題】####
2017年はやっと勉強から解放され、自由を謳歌しました!映画も久し振りにたくさん観た! 時々、blog+twitter書いています☆  

2012年04月11日(水) 『アーティスト』

1927年。
サイレント映画全盛のハリウッド。
大スター、ジョージ・ヴァレンティン(ジャン・デュジャルダン)は、共演した愛犬とともに新作の舞台挨拶で拍手喝采を浴びていた。
熱狂する映画館前は大混乱となり、若い女性ファンが憧れの大スターの頬にキス。
その瞬間を捉えた写真は、翌日の新聞の一面を飾る。
写真の彼女の名前はペピー・ミラー(ベレニス・ベジョ)、未来のスターを目指す新人女優だった。
映画会社キノグラフで、ジョージ主演作のエキストラ役を獲得。
踊り子、メイド、名前のある役、そして遂にヒロインに。
1929年、セリフのあるトーキー映画が登場すると、過去の栄光に固執し、“サイレント映画こそ芸術”と主張するジョージは、キノグラフ社の社長(ジョン・グッドマン)と決別する。
しかし数か月後、自ら初監督と主演を務めたサイレント映画は大コケ。
心を閉ざしたジョージは、心配して訪ねてきたペピーすら追い返してしまう。
今やペピーはトーキー映画の新進スターとして人気を獲得していた。
一方、妻に追い出されたジョージは、運転手クリフトン(ジェームズ・クロムウェル)すら雇えなくなり、オークションで想い出の品々を売り払う。
執事にその全てを買い取らせたペピーは、ジョージの孤独な背中に涙を流す。
酒に溺れるジョージは自分に絶望し、唯一の財産であるフィルムに放火。
愛犬の活躍で救出されたジョージの元へ駆けつけたのは、変わらぬ愛を抱くペピーだった。。。

何度も見た予告で、良いところを見せ過ぎちゃったのが残念だったなぁと、本編を見た後に気付いた。

「サイレント映画」ってどんな感じだろう?と思いながら見に行ったけど、音楽や効果音はあるし、全くの「無音」ではないので、私は通常の映画とそんなに大きな差を感じなかったかな〜。
(見る前は、もっと「シーン」とした作品かと)
白黒スクリーンも同じく。

ただ、「大きな時代の移り変わり」を描いた作品なので、ジョージがサイレントに賭ける情熱とか、製作者サイドの運営とか、その辺りを「台詞」で聞きたかったなぁという気もした。

ジョージとペピーの恋も、台詞があったら、もう少しペピーの(ジョージへの)愛情や気持ちが観客に伝わったんじゃないかなぁ?

21世紀のこの時代に、最新の映画がサイレント・モノクロなんて、とっても新鮮で斬新だし、主演の2人も上手でダンスもかっこよかったけど。

なんとなーく、「映画の中で、映画を見るシーンを見ている」ような感覚だった。

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■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『サラの鍵』
『テルマエ・ロマエ』
『ファミリー・ツリー』
『人生はビギナーズ』


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書き手: みぃ♪
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