2012年03月02日(金) |
『ハートブレイカー』 |
“別れさせ屋”のアレックス(ロマン・デュリス)のビジネスパートナーは、実姉のメラニー(ジュリー・フェリエ)とその夫マルク(フランソワ・ダミアン)。 メカに強いマルクはコンピュータを駆使してターゲットとなる女性の周辺情報を徹底的に洗い出し、メラニーが偶然を装ってターゲットとアレックスを引きあわせる。 新たなターゲットは、10日後にイギリス人青年実業家ジョナサン(アンドリュー・リンカーン)と結婚するジュリエット(ヴァネッサ・パラディ)。 アレックスたちは、ジュリエットが結婚式の準備のために滞在しているモナコへと向かう。 アレックスは、ヴァン・デル・ベックが差し向けた“ボディガード”としてジュリエットに接近する。 モナコの街で。。。
ラブコメなので、結末は最初から見えているけれど、アメリカ男と女にはない雰囲気がオシャレで良かった。
『007』や『ミッションインポッシブル』も真っ青な高機能ツールを駆使する“別れさせ屋”3人組。 「どうやってこの3人で(家内製手工業)スパイもどきをやるんだ?」という突っ込みはあるものの、3枚目役のメラニー&マルク夫妻がとても良い味を出していて、作品を引っ張っていた。
あと、ジュリエットの幼馴染役もぶっ飛んだキャラで、良い味かどうかは別として、作品を引っ張っていた。
ゆえに、残りの主人公2人がオシャレに映ったのかも?! モナコの美しい景色もプラスされてね。
ジュリエットの好きなコト・好きなモノでわざと関心を引く展開は、超古典的だけど、あの単純明快な作戦こそ、相手のバリアをほどく…いわば、「素直」になれる瞬間なのかな。
素直になるって、意外と難しいもんね。
“別れさせ屋”というのは極端だけど、第三者に客観的な目で相手を見てもらう。 そして、見つめなおしたり、考え直したり…etc…それはそれで良いことなのかもしれないなぁと思ったり。
今日も会員になっている小さな映画館にて鑑賞。 モナコの青空が眩しかったな〜。
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