2010年03月05日(金) |
『恋するベーカーリー』 |
人気ベーカリー店を経営するジェーンは、弁護士の夫ジェイクと別れてから10年。 3人の子供を立派に育てあげ、長年の夢だったベーカリーの経営に精力を注いできた。 念願だった自宅キッチンの増築に取り掛かるため、建築家のアダムを呼んだジェーン。 お互い離婚経験のある2人はすぐさま意気投合。 だが、その一方で元夫ジェイクの存在を忘れられないでいた。。。
先日、『ジュリー&ジュリア』のレポで、「メリル・ストリープには演じられない役はないんじゃないかなぁ〜」と書きましたが、今役もまた、離婚歴のある自立した女性・母親を好演していました。
私は昔、男女間の「好き」だの「嫌い」だの恋愛話というのは、若い人(20代以下)だけがやるものだと思っていました。
でも、自分が歳をとってきて感じた事は「年齢は関係ない」。
例え50歳になっても60歳になっても、好きな相手や恋人、はたまた浮気相手やら不倫相手にも「好き」だの「嫌い」だのメールはするだろうし、電話もするだろうし、もちろんデートも。
かつて自分が感じていた「恋愛=若者だけのもの」という考えは全く違うなぁと。
その辺が上手に描かれている作品だったように思います。
邦題のセンスの無さが最悪で、それだけが残念だったけど、全体的には、意外に良かったなぁという感じでした。
先日のアカデミー賞の司会をやったスティーブ・マーチンとアレック・ボールドウィン(←もうちっと痩せた方が!)2人とも存在感たっぷりで良かったけど、長女の婚約者を演じたジョン・クラシンスキーがとても印象に残りました。
彼が印象に残った人は多かったんじゃないかな〜?
繰り返しますが、とにかく邦題が最悪なのが本当にマイナス。
♪BGM♪〜『のだめカンタービレ最終楽章』サントラ
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■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『脳内ニューヨーク』 『スイートリトルライズ』 『NINE』
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