2010年03月08日(月) |
『脳内ニューヨーク』 |
ケイデン・コタードは、ニューヨークに住む人気劇作家。 ある日突然、妻・アデルが娘を連れて家を出て行ってしまう。 不運続きの彼のもとにマッカーサー・フェロー賞の知らせが舞い込む。 人生に行き詰まりを感じていた彼は、その賞金を使い、ある前代未聞のプロジェクトを実行することを決意する。 自分の人生を“再生”するための手段。。。
独特な雰囲気が出ている作品だったけど、全体的に暗さというかモノトーンな印象の方が強くて…もう少し、コミカルな部分があったら良かったのになぁ。
辛さや悲しさなど「陰」の部分が強すぎて、残念でした。
主演のフィリップ・シーモア・ホフマンは、ちょうどこの間テレビでやっていた『Mi:3』と同じ人とは思えない好演で凄かったので、余計に「もう少し、コミカルな(明るい)要素があれば退屈しなかったのにな」という感じだった。
妻子が出て行ってからは、どこからが現実でどこまでが現実なのか?どこからどこまでがケイデンの妄想・幻想なのか?…見ているこっちは、分かったような分からないような感覚を繰り返して、その辺は映画の中身とリンクしていて面白かったです。
私が好きなミシェル・ウィリアムズ。 相変わらずとっても存在感がある女優さんで良いなぁ〜。
♪BGM♪〜『のだめカンタービレ最終楽章』サントラ
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■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『スイートリトルライズ』 『NINE』
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