2009年11月12日(木) |
『それでも恋するバルセロナ』 |
バカンスでバルセロナを訪れたヴィッキー(レベッカ・ホール)とクリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン)は、親友同士だが恋愛観は正反対。 2人はヴィッキーの親戚夫婦の家に滞在して、バルセロナの街を観光する。 ガウディの建築物や、ミロの芸術に酔いしれていた。 ある晩、訪れた画廊のパーティーで出会ったのは、画家のフアン・アントニオ(ハビエル・バルデム)。 彼は元妻マリア・エレーナ(ペネロペ・クルス)と離婚したばかりだった。 そんな彼に、クリスティーナは興味を持つが、2人の元にマリアがやってくる。。。
終わってみると、「あぁ、こんなこともあったかな」なんていう夏のバカンス的な、どうってことない?でもちょっぴり(かなり?)刺激的な数週間を描いた作品でした。
3人の女優のキャラクターが面白く、また演じる3人も凄く良くて、それが1番だったかな。
フアンみたいな男性は、絶対に恋人や夫にはしたくないけれど、惹かれる気持ちはとっても良く分かる! スマートで、女性の扱いが上手で、優しくて…etc…遊ぶなら絶対にこうゆう男性の方が楽しい。 ましてや異国の地ときたら、そりゃ恋してしまうのも当然だ〜。
3人の女性の中で1番普通で、しかも婚約者がいる身のヴィッキーが、彼に惹かれてどんどん箍が外れてのめりこんでいく様子は、どの女性にも当てはまるんじゃないかなぁ? 私なら、絶対にこうなる自信がある(笑)。
キャラクター的には、クリスティーナとマリアの方が目立つけれど、理性を忘れて恋する乙女になっていくヴィッキーが印象的でした。
ジウリア・イ・ロス・テラリーニが演奏するテーマ曲『バルセロナ』と、バルセロナのステキな街並みが、物語りにスパイスを加えていて、テンポ良くまとまった96分でした。
今作でアカデミー賞を受賞したペネロペ・クルスは、出番はけっこう少ないんだけど、圧倒的な存在感とオーラで情熱的な役柄が似合っていた。
2週間限定の上映。 楽しみにしていた作品だったので見れて良かった〜。
♪BGM♪〜『THIS IS IT』サントラ
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