2009年03月02日(月) |
『カフーを待ちわびて』 |
沖縄の小さな島で、雑貨店を営みながら、愛犬・カフーと暮らす不器用で地味な青年・明青(玉山鉄二)のもとに、ある日1通の手紙が届く。 その手紙には「あなたのお嫁さんにして下さい」と書かれていた。 やがて一人の美しい女性・幸(マイコ)が訪ねてくる。 そして何の説明もなく、明青の家に住み付いてしまう彼女だったが、彼女のことを“カフー”(=良い知らせ)として受け入れ、明青は幸と共に暮らし始める。。。
途中でオチが読めてしまったのはチョット残念だったけど、沖縄の美しい景色が素晴らしく、スクリーンにひきつけられた作品でした。
「日本ラブストーリー大賞」という賞の第1回受賞作品(の映画化)との事だけど、ラブストーリーというよりは、離島が抱える問題や、主人公:明青の生い立ち苦悩などが中心で、恋愛のドラマティックな場面ばかりを取り上げていなかった点は良かったです。
私は沖縄本島にも行った事ないので、周辺の離島にも行った事がなく、ただただ「綺麗だなぁ」「のどかだなぁ」とスクリーンを眺めていたけど、実際に生活している人にとっては、このストーリーの中にあった離島問題以上の厳しい生活環境はあるんだろうなぁと思いながら見ていました。
幸役のマイコの清楚な美しさ、母親役の高岡早紀、同級生役の白石美帆がとても印象に残りました。 白石美帆はなかなか良い演技してたなぁ。
夏が好きな私は、海や砂浜、太陽の日差し、登場人物の半袖姿…etc…チョット先取りの夏を感じられて良かったです。
♪BGM♪〜『コーラスライン』サウンドトラック
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■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『罪とか罰とか』 『ラースと、その彼女』 『ホノカアボーイ』
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