2009年01月15日(木) |
『WALL・E ウォーリー』(吹き替え) |
29世紀の荒れ果てた地球で、たったひとり黙々と働き続けるゴミ処理ロボット、ウォーリー。 宇宙へ脱出した人間たちに置き去りにされて700年。 大好きなミュージカル映画『ハロー・ドーリー!』のビデオで男女が手を握るロマンチックなシーンを見ては人恋しさを募らせていた。 そんなある日、空から突然、真っ白に輝くロボット、イヴが現れ、ウォーリーはたちまち恋に落ちる。 ところが、巨大な宇宙船がイヴを連れ去ってしまう。。。
予告の雰囲気から察するに、もう少し、ウォーリーが1人でゴミ集めをしている「孤独な時間」の描写が長くいかと思っていたら、意外に早くイヴと出会って、そこからは急展開の内容でした。
宇宙船の行き着く未来空間都市は、ものすごーく大袈裟なハイテク空間を表現していて、その絵空事が、現代社会に生きる我々に対して、未来へのメッセージ性になっていて、なかなか工夫されているストーリーだったかな。
「エコ」とか「環境」を“流行”と捉えるのは不適切な表現かもしれないけど、昨今の地球環境を考えてみると、今回ピクサー社がいきついたテーマは、まぁ、上手い選択だったのかもしれません。
どことなーく、『モンスターズ・インク』のシーンに似たようなところがあって、楽しく見れたけど、ウォーリーが孤独な時間をもうチョット長く見せてくれたら、『ハロー・ドーリー!』の場面がより感動的になったかも。
とはいっても、初期設定(?)状態になったウォーリーをイヴが必死で救う場面は感動したし、何はともあれ、やっぱりピクサー作品にハズレ無し!良い作品でした。
お馴染み、本編前のショートストーリー『PRESTO』もスピーディーな展開で面白かった〜。
♪BGM♪〜『EXILE LOVE』by:EXILE
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■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『レボリューショナリー・ロード』 『007 慰めの報酬』 『ブロードウェイ♪ブロードウェイ』 『ベンジャミン・バトン』
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