####【みぃ♪の閑話休題】####
2017年はやっと勉強から解放され、自由を謳歌しました!映画も久し振りにたくさん観た! 時々、blog+twitter書いています☆  

2006年10月09日(月) 『マッチポイント』

アイルランド人のクリス(ジョナサン・リース・マイヤーズ)は、英国の上流階級に憧れる野心家。
高級テニス・クラブのコーチになり、金持ちの息子・トム(マシュー・グード)と親しくなる。
ある日トムに誘われてオペラに行くと、トムの妹・クロエ(エミリー・モーティマー)に気に入られる。
やがて交際が始まり、クリスはクロエの父親の会社の社員になり二人は結婚、クリスの人生は前途洋々に見えた。
しかしクリスはトムの恋人・ノラ(スカーレット・ヨハンソン)とも浮気を続けていた。
ノラを愛しているが、クロエが与えてくれるリッチな生活も手放せない。
自分の人生を完璧にするため、クリスは。。。

「女は“妊娠”に関して、こうも豹変する生き物なんだ…」という印象の映画でした。

女の人の一生の中で、妊娠は凄く大きな出来事だと思うし、凄く重要な事だと思うけど、あらゆる角度から見て、こんなにも必死になるものなんだ…と。

予告を見た時は、浮気夫の転落人生(?)を描いた作品で、世の中の男性陣にはイタイ作品だと思っていたんだけど、私は「女×妊娠」のインパクトが強い内容に思えました。

人間、誰しも“欲”はあると思うし、人生賭けちゃうような思いがけない転機やチャンスがめぐってきたら、“計算”も働くと思う。
だから、私はクリスの行動は真っ向から否定はできない。
正直者がパーフェクトな世の中ではないと思うから。

ただ、「相手を選ぶ」事はほんっとに重要だとしみじみ思わされた。
1度きりの人生、絶対にバレなければ、未婚・既婚にとらわれずに自由な恋愛も良いでしょう。
けど、相手を見極める事を誤ると、とんでもない事になってしまう。
理性なんて働かなくても良いから、相手はちゃんと選ばないと…。

ラストに向けての流れは、私は全然よめなくて、「まさかノラが…」と、ビックリしました。
そして、オチも当然ながらよめなかった。

よく、「運も実力のうち」なんて言うけれど、運が良い人って、その運の良さを自分では分かってないところが、また運が良い証拠なんだろうね。
見えない「運」誰にでもあるのかな…。
幸運。
不運。
他人からは見えても、自分では絶対に見えないモノかもしれない。

私が好きなエミリー・モーティマーとスカーレット・ヨハンソン。
2人とも登場時間が長くて満足でした。
若いスカーレットの方がフィーチャーされがちですが、エミリー良かったなぁ。
『Dearフランキー』を見た時に、「エミリー、脚が長い!スタイル良い!」と思ったけど、今作もパンツスタイルで脚の長さが際立っていた〜!
ジョナサン・リース・マイヤーズとほとんど背の高さ一緒だったもんね。
『Dearフランキー』、『ピンク・パンサー』そして今作と、全く違った役どころを見せてくれて、これからも注目していきたい女優さんです。
彼女、私は好きだなぁ。

そしてスカーレットは、まだ21歳とは思えないオトナ振りでステキだったけど、もう少し若々しい(というか、一般的な感覚の21歳の)役が見たい。
アダルティな魅力が、彼女にとってより一層の魅力だけど、20代前半だからこそ、もう少し年少の雰囲気の役どころをやってもいいんじゃないかな。

ロンドンの街並みとオペラを使った劇中音楽が雰囲気出ていて、こうゆうウディ・アレンも嫌いじゃないけど、皮肉やブラック・ジョークが利いて、jazzが流れるNYもまた見たいな。

つい2週間前、ロンドンに行ってきたばかりなので、歩いた街並みがスクリーンに映って、個人的には、映画本編とは別次元で楽しめた作品でした。

うちの方では上映がないので、久々に朝イチで浜名湖越えて見に行ってきました。
題材が題材のせいか(?)男女とも1人で来ている人が多くて、男女の観客は、私と相方の他2組ぐらいだった。

♪BGM〜『ビリー・エリオット』ミュージカルサウンドトラック

>>昨日は『イルマーレ』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『フラガール』


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書き手: みぃ♪
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