####【みぃ♪の閑話休題】####
2017年はやっと勉強から解放され、自由を謳歌しました!映画も久し振りにたくさん観た! 時々、blog+twitter書いています☆  

2006年10月01日(日) 『イルマーレ』

シカゴの病院の医師であるケイト(サンドラ・ブロック)は、湖畔に立つガラス張りの家から引っ越すことになった。
家を出る時、次の住人に宛てて手紙を残した。
「郵便物の転送をお願いします。玄関の犬の足跡は元からありました」と。
新しい住人アレック(キアヌ・リーブス)は、玄関を見たが犬の足跡はなかった。
しかし翌日、迷子の犬がやってきて、ペンキで足跡をつけた。
アレックは、このことをケイトに手紙で知らせる。
数回の手紙のやりとりからアレックは、ケイトが2年後の世界にいることを知る。
2人の不思議な文通は続き、やがて愛し合うようになる。。。

この作品に限った事ではないけど、リメイク版は、オリジナルを超えるどころか、オリジナルと肩を並べるのも不可能という感じがした。
いかにあの韓国版が上手く作られていたかを改めて強く思いました。

個人的にとっても好きな作品で、また、イ・ジョンジェ氏の出演作品の中でも、チョン・ジヒョンちゃんの出演作品の中でも『イルマーレ』が1番良い作品だと思っているので、けっこう辛口な意見になってしまいますが…。

物語の中で、主人公2人の恋も重要だけど、それ以前に、不思議なポストにスポットを当てて、“未知の世界の人と手紙を交換する”部分が凄く重要な作品だと思うのに、今作はいきなり「愛してます」とか言い出しちゃって…「おいおい、それはチョット違うでしょ…」と。

「手紙を書く」「返事を待つ」「返事を書く」…「手紙」というゆっくりした手段でお互いの事を分かり合っていくドキドキ感が全然足りなくて残念。
手紙やポストのシーンは大事だと思うのになぁ。

その辺を省略した分(?)自立した女性の恋愛面に軸をおいています。
サンドラ・ブロック演じるケイトは、30代のドクターで自立した女性の設定です。
片や、チョン・ジヒョンちゃん演じるウンジュは20代の売れない声優。
30代と20代では、恋愛に関する意識はけっこう違うだろうし、このようなロマンティックファンタジーで恋愛を描こうとするには、どうしても年齢的な壁ができてしまうと思います。

韓国版は97分で、ハリウッド版は124分。
「短ければ良い」とか「長ければ良い」とかいうわけじゃないけど、今思うと、97分でよくあれだけ素晴らしいデキになってたと思う。
派手さはないものの、叙情的で余韻が残る。
そこがハリウッド版と韓国版の決定的な違いでした。

ラストシーンのカットを見て、「欧米ってやっぱりカップル文化なんだなぁ〜」と、しみじみ思ったわ。

主人公2人の演技は、なかなか良かったし、これを最初に見たのなら(オリジナルを何度も見ていなければ)ハリウッドとしては異色のラブストーリーで、気に入ったと思う。

ただ、この物語には、イ・ジョンジェとチョン・ジヒョンが最高に合っていた。

って事で、、、リネさん、辛口レポになってしまってゴメンナサイー。
でも、マンションの前に木を植えるキアヌはかっこよかったよ!

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新婚旅行の旅行記を書きたいと思いつつ…今回、長期日程だったので細かな流れを書くのはチョット難しく…。

今回、デジカメとビデオカメラを持っていったので(デジカメでは400枚近く撮った!)携帯を取り出して写す機会が少なかった為、【パート2】にアップできる写真もそんなに多くないのです。
なので、マルタ島の大まかな感想&ウエストエンドのミュージカルレポにしようかなぁと思ってます。

【パート2】の写真共々、また追々アップしていこうと思います。

♪BGM〜『ビリー・エリオット』ミュージカルサウンドトラック

>>昨日は『飛行機の中で見た映画』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『マッチポイント』


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書き手: みぃ♪
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