2005年09月06日(火) |
『サマータイムマシン・ブルース』 |
夏休みなのに毎日大学に来ては、部室でたむろしているSF研究会と写真部の面々。 ある日、部室のクーラーのリモコンを壊してしまう。 翌日、いつものようにメンバーが部室を訪れると、そこには見慣れない金属製の物体が置かれていた。 「もしかしてタイムマシン?」 「とりあえず昨日に戻って、壊す前のリモコンを持って来よう」と、部員たちは軽いノリでマシンに乗り込む。。。
これ、面白いよー!!! 1度だけ予告を見て、「面白そう」と期待して見に行きましたが、うん、満足でした。 私は、こうゆう笑いは好きだなぁ。 ストーリーも単純でバカバカしいかもしれないけど、私としては、逆に新鮮で斬新に感じました。
話の流れは、すっごくシンプルで、大学生8人の男女が「壊れたリモコンを取り戻す」が中心です。 バカみたいなまでに、これに拘っている。 “タイムマシン”とタイトルになっていますが、実際は、タイムマシンには執着していないのよ。 リモコンには執着してるけど(笑)。
そして、普通、タイムスリップといったら、何百年過去や何百年未来の未知の世界をとらえるのが定番だと思うけど、この映画は、あくまでも「昨日」が基本。 一部、過去と少々の未来が登場するけど、話の中心は「昨日」です。 この、“お手軽さ”(?)が、ミソというか、面白みを引き立てています。 「昨日と今日を行ったり来たり」なんていう単純なバカバカしさを、よくここまで面白くまとめたなぁと感心しちゃった。
冒頭の10〜15分程、ちょっと特殊な映像と効果音があり、「なんじゃ?こりゃ?」って、ちょっぴり「あれ…これ、もしかしてつまんない映画?」と思わせておいて、次の瞬間から一気に盛り返して惹きこまれていきます。 そして、次々に、冒頭の「なんじゃ?こりゃ?」の正体が判明するという手法。 役者達が走るシーンが多かったのも手伝って、全体的にスピーディにまとめられていて楽しめます。
役者陣は、とっても個性的。 SF研究会と同居部室の写真部の女の子役で、『スィング・ガールズ』の上野樹里嬢と『パッチギ!』の真木よう子嬢が出ていますが、2人とも前作とはガラリと雰囲気が変わっています。 どちらかというと、SF研究会の男の子達が主役のストーリーなので、彼女たちが前面に出てこないのがチョット残念だけど。
元は戯曲の作品との事なので、是非、お芝居で見てみたいと思いました。
9月も半ばにさしかかり、秋の虫が鳴き始めて、とっても淋しさがある今日この頃、、、そうゆう時季に、全面的に「真夏!」な、この映画は、ゆく夏を惜しむ意味でも、オススメです。 今日は1人で見たけど、もし、誰か友達が「見たい」と言ったら、私、付き合いでもう1回見てもいいかも。
丸亀市に住んでる人、丸亀市の出身の人、丸亀市に行った事ある人、丸亀市に親戚縁者友人知人がいる人などは、映像的にも楽しめると思います。
しかし、この手の映画をTOHOシネマズが上映したのは少々の驚きでした。
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残りの開催日がわずかとなった愛地球博。 来週、2回目に行ってこようと思っています。 結果的に、けっこう駆け込みになっちゃったなぁ。
この前、新聞に載っていたけど、いつだったか、23万人(1日にね)来場した日があったそうで、「磐田の人口の何倍だ?」状態…。 きっともう、平日も土日も関係なしに混んでいるよね。 (それでも、平日に行ける私はまだマシだと思うけど) この前行ったのが7月で、超ド暑かったけど、来週もさほど変わりなさそうですね…きっと、、、アスファルトの上は暑いから。
♪BGM♪〜『BEST CLASSICS 100』(本日購入) このアルバム売れてますよね〜? ついに買っちゃった。 6枚組み!
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