2005年08月31日(水) |
『奥様は魔女』+8月読書まとめ |
普通の恋を夢見て人間界へやってきた魔女のイザベル(ニコール・キッドマン)は、街で出会った、人気下降気味の俳優ジャック(ウィル・フェレル)にスカウトされ、テレビドラマ『奥さまは魔女』のサマンサ役に大抜擢される。 ジャックとの恋の予感に興奮するイザベルだが、実はジャックは、この番組で映画界復帰を図るべく、自分を引き立てる無名女優を探していただけだった。 現場で横暴な態度を見せるジャックに怒りを爆発させたイザベル。 しかし、その事件をきっかけに2人は急接近する。。。
「きゃ〜、ニコール・キッドマン可愛い♪」、「わ〜、キュート♪」…etc…っていうような、ニコール・キッドマンのアイドル映画という感じでした。
ニコールファンの私なのに、今回、どうもあんまり身が入らなかったのは、オリジナルの『奥様は魔女』を全く知らないというのが致命的なんでしょうか? 劇中では、ドラマをリメイクするという設定になっているけど、その元祖を何も知らないので、イザベルが抜擢されてからの撮影シーンなど、「あ、そうなんだ…」って感じで見てしまう部分が多かったです。
このオリジナルを知っている(見た事がある)人と、私のように「はぁ…こうゆうのがあったんだ」という人とでは、多分(カナリ)映画の印象が大きく変わるような気がします。
マイケル・ケインとシャーリー・マクレーンは、イイ味出してましたが(特に、マイケル氏は色々とオイシイ役どころ)、他の脇役がちょっとパンチが弱かったかな。 ウィル・フェレルは別に不可なくって感じだったけど、ジャックのマネージャー役とイザベルの友達役に、もっと強烈なキャラが欲しかったよぉ〜、それが残念。
私はニコール凄く好きだし、本当に可愛かったし、どの衣装もとってもキュートだし、360度どこをとっても魅力全開!ステキ大爆発だったけど、でもね、、、ゴメン、もうチョット若い女優さんで見たかったです。
今、私は猛烈に『ダーマ&グレッグ』が見たい気分。
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友達の誕生日プレゼントを探す為デパートに行ったら、店員さんの8割がブーツ履いていた。 でも、上着はキャミとかノースリーブとか、、、先取りオシャレさんのようで、冷静に見るとけっこう不自然…よね…? まぁ、店員さんもお仕事で着ているんだから仕方ないけど。
毎年、この友達のプレゼントを買いに行くのが9月上旬で、こっちはまだサンダル履いているっていうのに、店員さんは下手したらハイネックのニット着ちゃったりしていて、すっごく居心地悪い空間を、毎年毎年お約束のように味わう。
今年の友達のリクエストは、黒のカーディガン。 「秋に着れる薄手の」と。 ああぁぁ〜、もうじき私が大っ嫌いな「何着ていいのか分からない」季節がやってくるー。
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8月の読書まとめ。
・『サウス・バウンド』(奥田英朗 著)★★★★☆ 直木賞受賞後の新作! 新境地といえば新境地?!少年が主人公です。 前半と後半で、舞台が変わるんだけど、後半の沖縄はいろんな意味で想像力をかきたてられます。
・『この本が世界に存在することに』(角田光代 著)★★★★☆ オススメされて即借りてみたけど、短編集嫌いな私でも満足の一冊でした。 タイトルのとおり、本にまつわるお話の短編集です。 【旅する本】、【ミツザワ書店】、【さがしもの】が特に良かった。
・『シリウスの道』(藤原伊織 著)★★★★★ と〜っても読み応えがある一冊でした。 これは、男性にもオススメ(年齢層が高めの人にもオススメ)。 回想部分は、ちょっと昔の宮本輝っぽい雰囲気かな。
・『弧宿の人 上・下』(宮部みゆき 著)★★★☆☆
・『その人、独身?』(酒井順子 著)★★☆☆☆ いい加減、書くネタが飽きてきた。 この御方のエッセイは、『負け犬の遠吠え』なんかより『少子』が圧倒的に面白いと思うんだけどな…私は。
♪BGM♪〜『Second Kiss』by:Bossanova Cassanova
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