####【みぃ♪の閑話休題】####
2017年はやっと勉強から解放され、自由を謳歌しました!映画も久し振りにたくさん観た! 時々、blog+twitter書いています☆  

2005年08月28日(日) 『ヒトラー 〜最後の12日間〜 』

1945年4月20日、ベルリン。
ソ連の猛砲火が押し寄せる中、ヒトラー(ブルーノ・ガンツ)と側近たちは、総統官邸の地下要塞に避難していた。
もはや敗戦を疑う者はいなかったが、正常な判断力を失ったヒトラーは、わずかに残った軍勢に戦況の挽回を命じ、惨状をさらに悪化させてゆく。
最期まで運命をともにしようとする者、袂を分かって逃亡を謀る者、酒と享楽に溺れて現実逃避する者。そんな一部始終を間近で目撃していた総統付き秘書のユンゲ(アレクサンドラ・マリア・ララ)は、ある日、ヒトラーから遺書の口述筆記を依頼される。。。

残念ながら、新しい大きな衝撃とか衝動とか感激とか感動とか、そうゆうのは正直、ほとんど感じられませんでした。
もうチョット、一般的に知られていないような事実が出てくるのかなぁ?なんて予想していたけど、、、まぁ、「淡々と」といえば淡々と進んでいく映画かな。
でしたが、とても見応えがあり、総合的にみたら、秀逸作品である事は間違いないと思います。

この劇中に描かれている事は、ウソではないけど、全部が真実かどうかは分からない。
いくらヒトラーの側にいたユンゲといえども、全てを見ていたわけではないし、未だに語られる“ヒトラーは本当に自殺したのか?”の部分も含めてね。
でも、真実味がある内容だったことは確か。
なにより、彼女の心情は、凄く正直な気持ちで綴られていたと思います。

私が、唯一、新鮮味を感じたのは、愛人:エヴァ・ブラウンをしっかり登場させていた事。
物語全体を通して、ベルリンの官邸地下要塞でのシーンが多く=ヒトラーの身近な人達の登場が多いので、そこにエヴァがいるのは自然といえば自然なんだけど、今まで私は写真でしかエヴァを見た事がなく、、、もちろん女優さんが演じてるから本物ではないんだけど、でも、「動いてるエヴァ」に少々驚きました。
自殺前日に結婚式を挙げた事は知っていたけど、ちゃんとそのシーンも登場しました。

ヒトラーを演じたブルーノ・ガンツは、大熱演!
手が震える癖を真似しているのは朝飯前って感じで、きっと、色々と研究したんでしょうが、見事な演技でした。
もちろん、私を含め、今生きている世界中のほっとんどの人は、生ヒトラーを見た事がないわけで、、、劇中のシーンの様子が、「本物のヒトラーっぽい」かどうかなんて確かめようもないけれど、「きっと、まさにあんな感じなんだろう」と確実に思うはずです。

ユンゲを演じたアレクサンドラ・マリア・ララは、「この綺麗な顔と、大きな瞳、どこかで見たぞ」と思っていたら、『トンネル』で主人公の妹役だった女優さんでした。
本当にお綺麗!!!(思わず、「お」をつけてしまう(笑))。

よく歴史の写真なんかで必ず登場する、有名な“ヒトラーが少年兵に勲章を渡す場面”も登場して、この中の居る少年兵がちょっとしたキーマンになっています。

印象に残ったシーンは、ラスト付近、降伏直前で、まだなお勲章を授与しているシーン…。
それと、ヒトラーの「亡骸を人目にふれたくない」というセリフ。

あれこれ書いたけど、一言で言うなら、時代はどう移り変わろうと、“されどヒトラー”なんだなぁというのを強く感じました。

そして、戦争を扱っている今までの映画と決定的に違うのは、被害者サイドからのストーリーではなく、いわば加害者と言われるサイドからのストーリーという事も、大きな事なのかもなぁ。

今の日本じゃ絶対に無理だけど、、、誰か、『関東軍〜最後の12日間〜』とか、『陸軍参謀本部〜最後の12日間〜』とか、はたまた『東条英機〜最後の12日間〜』とか、作ってくれないかなー。
劇中、ヒトラーが地図を見て怒鳴りまくっていたセリフ、、、きっと全く同じような事を口にしていたんだろうね…関東軍も。
思わず、日本の敗戦直前を想像して重ねてしまいました。

『アドルフの画集』を見て、この『ヒトラー〜最後の12日間〜』を見て、そして『トンネル』を見ると、あの時代のドイツが見えてくる気がします。
あと、見終わった後、この裏で起こっていた『戦場のピアニスト』を、思い浮かべる人は多いかもしれない(私はすぐに思い浮かんだ)。

浜松での上映がないので、公開が始まったばかりの豊橋のamcまで見に行ってきました。
私はどちらかというと「映画は独りで見る派」なんだけど、最近よく足を伸ばしているamcは、運転手に連れて行ってもらわないと行けない場所なので、必然的に相方と見る回数が異常に増えてきた。
頻繁に行くようになり、通る道沿いに、色々と気になるお店(食べ物屋さん)も増えてきたので、これからは寄ってみたいな。

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ブライダル業界で働く友達から、超衝撃な(?)話を聞いた。
「最近、S60年代生まれの新郎新婦が、続々と出現しはじめた」と。

思わず、「ろ、ろくじゅうねん??」と叫んでしまったよ。
「S50生まれの人が今年30だから(←私のことだ)、60マイナス50は、10、、、30マイナス10は…20歳?!」って、漫画のセリフのように計算してしまった。

友達曰く「ほぼ100%デキ婚だけどね」と言ってたけど(笑)それにしても、もうじき平成生まれの人が結婚できる歳になるのねっ!と、驚きでした。
(自分が未婚なんで…)

去年の年末、友人の出産お見舞いで産婦人科病棟に行った時、(友達から、「私たちぐらいの世代の妊婦がいない」と聞いてはいたけど)「おいおい…本当に20歳そこそこのギャルか、40歳ぐらいのオバサンしかいないじゃん」と、ある意味、日本の今を象徴する、衝撃的な光景を目の当たりにした私。
“日本の人口が減少”と発表されたこの御時世、デキ婚でも何でもいいから、S60年代世代が結婚して、2人3人と子供が誕生する事を願うしかなさそうなのかな。
若いギャルから生まれた子供が更に20歳そこそこでデキ婚をし、歴史を繰り返せば(笑)いずれ、この少子化も改善されていく?!

仮に私が明日妊娠したとしても、出産するのは31歳。
S60年代世代と、スタート地点で既に10歳も差がついちゃってるって、けっこう大きな差だよね…10歳は。
いや、予定はないから全く心配しなくてもいいんだけどさ(苦笑)。

♪BGM♪〜『Super Donuts』by:Stardust Revue

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