通勤者であふれる朝のロンドン。 新聞記者のダン(ジュード・ロウ)は、車にはねられた女性アリス(ナタリー・ポートマン)を助ける。 2人はその日を境に同棲を始める。 1年後、小説の出版を控えたダンは、仕事で知り合ったカメラマンのアンナ(ジュリア・ロバーツ)に一目惚れする。 一方、アンナはダンの悪戯が元で医者のラリー(クライブ・オーウェン)と出会い結婚する。 それぞれの愛は。。。
『週刊新潮』と『日刊スポーツ』に、けっこう良い評が出ていて、「エロだけど、エロシーンなし」と書いてあったので、安心して公開初日に見に行く。
上映時間を調べたら、“R−15”が付いている事に気づきました。 いつもこのエンピツで御世話になっている利音さんに(利音さんはジュード・ロウのファン)「エロシーンないって読んだのに何でだろう?ナタリーがストリッパー役だから?それともセリフがヤバイのか?」と疑問を投げかけて見に行ったら…。 はい、思いっきり、R−15の内容でしたーーー。 私の予想の後者がビンゴ。 セリフがヤバイ(ヤバイを通り越して過激だった)。 私は一人で見に行ったけど、これはちょっと誰かと一緒に見に行ったら、けっこう気まずいような…。 隣のカップルを心配しちゃったよ(笑)。
登場人物もホント4人だけなので、「なんとなく舞台っぽいなぁ」と感じていたら、元はストレートプレイなんですね。 クライブは、昔、舞台でダン役を演じていたとか。
私は、「アダルティな会話をしながら小学生が喧嘩しているような感じ」っていう感想でした。 でもこれは、今、自分が置かれている恋愛状況立場によって、相当、感想が変わってくると思います。
ナタリーが演じている20代前半の人とか、今、片想い中の人とか、まだカップル歴が浅い人とか、はたまた失恋して日が浅い人とか、、、こうゆう状況にいる人にとっては、けっこうグッとくるセリフとかシーンが多いかもしれないです。 もしかしたら、昨日、恋人に投げかけた(言われた)言葉を、劇中の4人が言ってるかもしれない。 でも、私のようにカップル歴10年選手の人からすると、「どっちが好きとか嫌いとか、セックスしただのしないだの、別れるだの別れないだの、どうだっていいじゃん」と、すっごく冷めた目で見てしまうと思う。 それが、上記に書いた「小学生の喧嘩みたい」に繋がります。
恋愛において、「相手の事を知りたい」(何でも知りたい)と思うのは、自然の気持ちだと思う。 でも、どんなに好きでも、当然、100%は伝わらないし、また伝えない。 私、個人的には、「自分が知ってる事が相手の全て」で良いと思うんだけどな…。 知らなくてもいい事を知っちゃっても、ろくな事がない。 な〜んて、改めて思いました。
主役は、はっきり言ってナタリー。 彼女のラストのオチは意外な展開でした。 ストリッパークラブ(?)個室(?)での、ナタリーとクライブのシーンが好きだったので、余計にラストが良かった!
ジュリアが演じるアンナは、アリス(ナタリー)のギラギラした感情と対比させていたのかなぁ。 アンナが1番難しい役だと思ったけど、残念ながらジュリアにはこうゆう役は似合わない…。 彼女の魅力が活かしきれてなかったと思います。
ジュードのメガネ姿がステキだった☆ 男2人の診察室のシーンもわりと好きでした。
えっと、しつこいようですが、誰かを誘って見る場合(また、誘われた場合)一緒に見る相手を選んで行った方がよいと思われます。
♪BGM〜『Soul Sourco』by:Jackson 5 Remixes
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■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『バタフライ・エフェクト』 『ザ・インタープリター』
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