2005年05月18日(水) |
『キングダム・オブ・ヘブン』 |
フランスの鍛冶屋のバリアン(オーランド・ブルーム)の元に、突然、実の父だと名乗る騎士ゴッドフリー(リーアム・ニーソン)が現れる。 父と共に十字軍の騎士としてエルサレムへ戦いの旅に出る。 苦難を乗り越え、騎士として成長していくバリアンは、絶望的な運命を背負ったエルサレム王(エドワード・ノートン)を助け、やがて美しい王女シビラ(エヴァ・グリーン)と禁じられた恋に落ちる。 しかし、城門の外にはサラセン帝国の大軍、内部には反乱者の影が迫る。 エルサレムとシビラを守るため、立ち上がる。。。
主題は良いと思います。 古典モノ・宗教モノが好きな私にとっては、なかなか魅力的なテーマでした。
しかし、いろいろ描くには時間が足りない。 「え…?もうチョット細かく説明してよ」という場面も多々ありでした。 かといって、最初から「180分」とか聞いてると、「わぁ…長いなぁ」と躊躇ってしまう恐れがあるし、なかなか難しいところですよねー。 145分でも一般的な映画より長めなのでね。
前半は、いわゆる主人公ご都合主義と言いいますか、何が起きてもバリアンが倒れない状況に突っ込みどころが多かったけど、中盤以降、イスラムのサラディンが登場してからは、けっこう惹きこまれて見ました。
戦闘シーンは、『ロード・オブ〜』とか『トロイ』とか『キング・アーサー』とか、いろんなものが混じったような(というか、血ダーダー苦手な私からすると、ハッキリ言ってどれもこれもほぼ同じ)映像で、、、「また、これか」という感じがしないでもない。 でも、個人的には、鎧を着て剣で戦う姿はとても好きなので、矢がモロにブッ刺さるとか血ダーダーのシーンをもう少し抑えてくれればなぁ。
主役を演じたオーランド・ブルームは、決して悪くはないんだけど、迫力に欠けますね。 体格のせいもあるのかなぁ…トップに立つ役を演じるには、第一に、見かけの迫力が足りない。 私の中では、彼はやっぱり弓矢のレゴラスを越える日は来ない気がしています。
エドワード・ノートンが存在感ありました。 ヒロインは、うーん、、、私好みではなかったです。
宗教を扱っているけれど、どれか1つだけを特別にとらえているわけじゃなく、そのあたりの監督の視点は凄いなぁと感じました。
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