若き富豪ハワード・ヒューズの夢は、世界的映画監督と航空家。 1930年、莫大な予算をつぎ込んで『地獄の天使』をヒットさせたヒューズ氏は、航空会社を買収し、軍事飛行機の開発に乗り出す。 時を同じくして、ハリウッドの女優たちとの恋愛。 順調にいっていた人生が、ある事故をきっかけに傾き始める。。。
レオファンの私なので、ちょっと大甘な感想になるかもしれませんが、、、良い映画なんじゃない!?これ!! レオ出ずっぱりで見ごたえがあったなぁ。
パンフレットの監督のインタビューにも「特定の20年間にしぼった」と書いてあったけど、単純にヒューズ氏の一生を追っているわけではなく、ラスト付近を見ると、「あ〜、この人、この先は一体どうなったんだろう?」って思わせるところも上手い作りだなぁと思いました。
ただ、唯一不満を挙げるとしたら、もう少し恋愛面に多く時間を割いてもよかったんじゃないかな…? 両ケイト嬢が凄く良かったので、ちょっとその辺が何となくもったいないなぁって思った。 世間的には、キャサリン・ヘップバーンを演じたブランシェット嬢の評価が高いけど、私としては、エヴァ・ガードナー(ベッキンゼール嬢)との絡みがもっと見たかったです。
レオは好演でしたね。 特に、終盤の精神を病んできたシーンや、公聴会のシーンは、とっても上手かった!! 大拍手!! しかし、、、ビジュアル的にどうしても壮年期が似合わないのが残念…。 彼は、いくらでも若返られるし、少年期は全く問題ないと思うんだけど、実年齢を10歳以上越えた老け役は、演技とビジュアルがアンバランスになってしまうところが残念です。
公開前、いつもこのエンピツでお世話になっている利音さんと、「アビエイターにジュード・ロウが出演するんですね」なんて話していたけど(利音さんは、ジュードのファン)、私、エンドロールの名前が出るまで、どこに出ていたのか全く分からなかった…。 パンフレット買って、「あ…あれがジュード・ロウだったのか…」と、事後気付き…。 ゴメン!利音さん! レオに集中していた私を許してー(苦笑)。
<昨日の映画は『サイドウェイ』
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『エターナル・サンシャイン』
|