国語教師のマイルスは、完成した小説の出版をめぐり、編集者からの返事を待っている。 俳優の友人ジャックは1週間後に結婚を控えている。 2人は、前祝にワイナリーを旅するドライブ旅行に出発する。。。
「この映画、けっこう好きな人が多いんじゃないかなー」という印象を受けた作品でした。 セリフのテンポも良く、なにより、【食】に関する事を(正確に言うと【飲】にかな)扱っているから、見ていて楽しい。 「THE!映画!」っていう映画もいいけど、こうゆう「なんとなく、そのへんに起りそうな光景」っぽい映画もまたいいなぁと思わせる作品ですね。
主人公4人も、とても個性的で、役者陣も好演でした。 その1人、前妻との離婚に未練タラタラのマイルスに1番肩入れして見ていたかな…私は。 私は、結婚も離婚も経験ないけど、このマイルスの心情って、なんか凄くよく分かって、、、行動やセリフにグッとくるところが多かった。 ラスト付近の大切なワインを飲むシーンは、超切ないー。 切なさ好きの私には、たまらなく好きなシーン。 更に好きなのが、ラストカット! ああゆう終わり方、大好きです!!
ワインを日常的に飲む生活をしていませんが、あれだけワインを見せられちゃうと、飲みたくなってきちゃうね(しっかし、本当にたくさん飲んでいた)。 私は、以前は赤ワイン好きだったけど、相方が白ワイン好きで、最近は白を好むようになりました。
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劇中の大切なワインを飲むエピソードに似ている(?)我が家の話…。
うちの父のサイドボードには、私と妹が生まれた日に買った「ナポレオン」(ウイスキー)が置いてあります。 ある日、父が母にボソッと「娘が嫁にいった日の夜に飲むんだ」と言ったとの事。 しかし、待てど暮らせどウイスキーが寝かされていくだけで開封できない…嫁にいかない娘達。 そして今度は母がボソッと「東海地震がきて、パパの頭の上に転がり落ちてくるぐらいなものだ」と言ったそうな(笑)。 あはは…。
今日、マイルスのシーンを見て、真っ先にこの我が家の話を思い出しました。
<昨日の映画は『ブリジット・ジョーンズの日記2』
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『アビエイター』 『エターナル・サンシャイン』
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