2005年01月04日(火) |
パース旅行記(6日目) |
#am1:10 離陸。 シンガポール航空機にて、名古屋へ出発。 。。。の、はずが、、、「さぁ、滑走路」ってところで、「機体のタイヤに不備が見つかり…」というアナウンスとともに引き返した。 そして「タイヤを交換することになった為、暫く時間がかかります…」と。 こんなド深夜に、飛行機の中にギュウ詰めにされたー(最悪)。 周りは日本人だらけだったから、安心度は高かったけれど、ここまで1つフライトを終えて→長い待ち時間(しかもイギリス人おばさんから英語攻撃…)→ほんっとに身がよじれるほど苦痛でした。
#am2:00 夜食? 得体の知れない「サンドイッチ」が配られる。 サンドイッチって言うより、肉タコス(?)って感じの食べ物。 これはサービスというより、罰ゲームみたいな感覚でしたよ(笑)。 お隣は、バリに行って来たという、うちの両親ぐらいの御夫婦で、「こんなもの出されてもねぇ」と言って、私と同じく、中身のトマトだけ抜き取って食べてました。
#am3:10 やっと離陸。 3時ですよ!さんじー! 1回降ろしてくれればいいものの、いくら安全の為とはいえ、乗ったまま2時間も待たせるのは、どうなんでしょうねぇ? 無理やり寝て、無理やり起きて、無理やり朝ごはんを食べたフライトでした。
#am10:30 名古屋空港着。 2月17日から、新しい空港になるので、この名古屋空港は、私にとってこれで最後の利用でした。 「あ〜、日本」「あ〜、寒い」と感じつつ、11:33名古屋駅発の新幹線指定キップをとっていたので、急いで名古屋駅に向かう。 新幹線の中で、天むすを食べて、日本のお米の美味しさを実感しました。
#pm13:00 自宅着。 あ〜、磐田! あ〜、家!!! 独り旅も無事に帰って来れました。
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パースは、一言で表現すると「丸っこい」(角張ったところがない)って感じかなぁ…。 とがった光景は全然無いですね。 人も街並も。
人は、とても親切です。 大都会ではないので、人も擦れてないっていうか、、、思いやりの心を持ってる人が多いなぁと感じる場面が非常に多かったです。 あっ、書き忘れてましたが、若い女性は美人が多いです♪ 擦れ違う女の人、みんなみんな、とっても可愛い!綺麗だったなぁ〜。
オーストラリア英語は、妹から「発音が違う」と聞いてたけれど、私の予想以上にアメリカ英語やイギリス英語とは違うと感じました。 相手の言ってることが一発で聞き取れなくて、すっごくバカになった気分だった(笑)。 まぁ、こんなに狭い日本でさえ、方言があるんだから、「英語」と一言に言って、違いがあるのが当然ですよね。 オーストラリア人がしゃべった言葉、英語でかまわないから、字幕を出して欲しいと思ったよ(笑)。 そうすれば、読み書きだけは得意な日本人は、ヒアリングのストレスから解放される! 妹も、この発音の違いに相当苦労してるようだったけれど、自分が言いたい事というより、相手の言ってる事が一発で分からないのが私も1番苦労しました。
しっかし、私は、ここ近年で(大学受験以来)間違いなく、英語の思考回路を1番フル回転させた6日間でした。 文字で表現すると、「頭の中から、ひねりしぼった」って感じ(苦笑)。 妹が、「オーストラリアの他の都市に比べて、パースは英語ができないと何もできん」と言うけれど、確かに、ここの街では、しゃべれなくても無理やりしゃべらないと困る環境です。
あと、とっても印象に残ったのが、日本車。 パースの街の中、日本車だらけなの。 ビックリするくらい日本車のオンパレード。 トヨタもホンダもマツダも日産も。 オーストラリアの車メーカーって、これといって無いんだって。 「そんな面倒くさいことして車なんて造らなくても、頭の良い日本人が造ってくれたモノを買えばいいや」って考えらしいです。 それに、日本だと“アイドリングストップ”とかって、うちの方のバスは、信号の度にちゃんと止まってるけど、オーストラリア人、そんなこと、これっぽっちも考えてないから(笑)。 こんな狭い日本で、日本人が一生懸命アイドリングストップやってても、地球の反対側のあんなに大きな国の人たちは、な〜んも考えずにふかしまくりだから。
ちなみに自転車は、ヘルメットが義務付けられていて(州によって法律は違うかもしれませんが)、みんなトライアスロンみたいなヘルメットかぶって乗ってました。 自転車を持って(引いて)、電車に乗るのもOKです。
食事は、何度も書いたとおり、薄味です。 きっと、調味料を使うのが面倒くさいのかも(笑)。 私は、かなり濃い味好きなので、物によっては、「味ないじゃん」っていう物足りなさもありました。 醤油とか味の素とか七味とか、天才的な味だ!って思った。
まぁ、日本人は素晴らしいですよ(イキナリだ)。 この旅行で、日本人の凄さに感動さえ覚えました。 ほんとに。 渡豪してから、妹も「日本人は凄い!」というのを、つくづく感じているようで、ことあるごとに「日本人って凄いねぇ」と話していた。 私、かれこれ30年近く日本人やってますけど、今まで生きてきて1番強く感じましたね。 逆に、あれで世の中渡り歩いてるオーストラリア人も、ある意味、ホント凄いんだけどさ(笑)。
自分の性格上、ここで生活をすることは絶対に無理だと思ったけれど、また来たいなぁ〜って思いました! きっと、この街は10年経っても、そう変化は無い気がする…。
「オーストラリア行こう」「行きたい」という人で、パースを選択する人は少ないと思いますが、「東部は行きまくったわ」とか「ケアンズやシドニーは、みんな行くし」という人は、是非、パースにお出掛けしてみてください。
私自身、家族が居なかったら100%行く事はない場所でしたが、良い経験ができた旅でした。 楽しかった!!! そして、つい半年前に初めて海外旅行に行って、飛行機乗るだけでギャーギャー言ってた自分が、たった独りで行って帰って来れた事が、どこか他人事のようであり、自信が芽生えたようであり、不思議な感覚です。
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