2004年11月10日(水) |
『いま、会いにゆきます』 |
秋穂佑司(武井証)は、1年前に病死した母親の澪(竹内結子)の、絵本の言葉を信じていた。 「雨の季節になったら戻ってくる」と。 父親の巧(中村獅童)も、有り得ないことだとわかっていながら、お天気が気になっている毎日。 そして、梅雨に突入したある日、本当に澪が目の前に戻ってきた。 しかし、全ての記憶を失っていた澪。 そんな彼女に、巧は、2人の思い出を語る。。。
物語の種類としてはわりと好きな類だし、まぁまぁだと思ったけれど、なーんか惜しい感じの映画でした。 「ありえないでしょ」というもの(事)を、もう1つドカンと欲しかった。
これ、『イルマーレ』の逆バージョンっぽい感じだよね。 『イルマーレ』や『リメンバー・ミー』が、超好きな私としては(注:昨今の韓流ブームの人たちとは一緒にしないでね(笑))この辺までファンタジックでいって欲しかったか〜な。
中村獅童&竹内結子は、なかなかお似合いの2人だったと思います。
竹内さんを見ながら、「男の人から見たら、たまらなく可愛らしくて魅力的な女の人なんじゃないか?!」と感じた私。 とにかくひたすらに可愛らしかった。 最近はめっきりモデル上がりの女優が多い中、逆に小柄な彼女は新鮮に思えた。 彼女は、こうゆう儚げ路線は十八番になっていくのかな。
子役の武井君の演技が上手すぎちゃって、捻くれ者の私は、ちょっと引いてしまったり…。 いや、演技が上手いことは素晴らしいですよ。 けど、「子役がここまで完ぺきでいいのか?」ってくらいの上手さだったので、もう少し、素人っぽさがあっても良かった。 成長した佑司が、『スウィングガールズ』の男の子でしたね!
私は、幸いにもまだ家族の死を経験したことがないので、実感がないですが、「戻って来る」「戻って来て欲しい」と信じる願う気持ちはとても分かる気がしました。
1番泣けたところは、高校の卒業式のサイン帳の「君の隣はいごこちがよかったです」のフレーズでした。
とっても残念だったのが、予告に、「バースデーケーキを12年分予約します」というシーンが入っていたこと。 これ、予告で見せたらもったいないシーンだよぉぉぉ。
劇中音楽を担当していた松谷卓氏。 以前、コンサートで見た(聞いた)事あるけど、頑張っていて嬉しかったです。
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えー、先日の磐田の大雨被害の様子が、NHKをはじめ、全国ニュースで映ったそうで、「磐田のすっごい状況をテレビで見ました」とか「ゴムボートで避難してる人が映ってた」とかetc…久々にPCを立ち上げたら、色々と御見舞いメールをいただいてました。 有難うございました。
はい、信じられないくらいの大雨で、本当、怖かったです。 おかげさまで我が家は無事な地区だったのですが、ナント、2300世帯に避難勧告が出ていたそうで、、、上司の家や同僚の実家、友人知人の家は浸水しました。 避難しようにも「水が腰まで来ていて出られない」状況だったそうです。
会社が地盤の悪い地区なので、「絶対に水没してるだろう」と覚悟して出勤したら、意外にも大丈夫でホッとしました。
たった一夜の大雨でさえ、こんな状態になってしまうのだから、長引く台風や突然に地震だとすると本当にどうしていいか分からなくなりそうです。
我が家は、防災バケツを玄関に移動させました←これ、今まで、ダンボールに入れたまま押入れの中にしまってあり、更にその上に掃除機が乗っていたんです(苦笑)。 「うちは全然、用意してないよ〜」などと、悠長な事を言ってる時代ではないですね。 天災で被災したら、「うち」だけでなく、周辺の他所の「うち」も、みんな同じ状況なんですから。
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買っているダンス雑誌に、ハリウッド版『Shall We Dance?』の記事が出ていた。 って、最近、毎月カラーで載るんですけどね〜。
今月は、プレミア試写会の様子。 渡辺えり子さんの役を演じた女優さん(=リサ・アン・ウォルターって人です)、ここに載ってる写真は、真っ白のイブニングドレスでとても綺麗なんだけど、映画ではどんなになっているのか楽しみ。 確かにちょっとポッチャリ系の女優さんです(金髪のロングヘアで綺麗な方ですよ)。
♪BGM〜なし コンポが壊れて修理中
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■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『キャットウーマン』
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