有名なトロイ神話。
私は、このトロイ戦争後⇒この映画の登場人物の息子や娘、夫ヘクトルが死んで残された王妃の物語芝居:『アンドロマック』を何度も見ているので、今回、親の(夫の)話を映像で見れて、とても満足でした。 アンドロマック=ヘクトルの奥さんで、ヘレンの娘、アガメムノンの息子、アキレスの息子を中心とした物語(ちと、余談)。
「あ〜、アンドロマックは、息子を連れて、こうやって逃げたんだなぁ」とか、「あ〜、ピュリス(←アキレスの息子です)は、あの時、既に彼女のお腹の中にいたわけだなぁ」とか、全てが繋がった感じ。
ただ、古典を描いているわりに、なんとな〜く雰囲気が軽く感じたのが唯一、残念なところでした。 一応、ブラピ主演って事でアキレスに焦点を当てているんでしょうけど、それならそれで、もっとアキレスを中心に描くべき…なのでは?
当初、自分の中でアキレスのイメージとブラピのイメージは全く掛け離れていたけれど、実際、スクリーンで見てみると、「あ、こうゆうのもありかな」と感じられた。 私はブラピは好きでも嫌いでもないけれど、『スパイゲーム』とは、また違う魅力があったんじゃないかな〜。
ヘクトルは、役柄的にオイシイので(笑)あまりメジャー過ぎる人は嫌だなぁと勝手に思っていたけど、エリック・バナは超満足でした! 1番、自分のイメージどおりでした。
オーランド・ブルームは、私の中では、永遠にレゴラスを越えられない…。 ハリソン・フォード×インディー・ジョーンズ ブルース・ウィリス×ジョン・マクレーン みたいなもの?かな。 今回も、結局は、ある意味レゴラスになってたけど(笑)、、、ワラ人形で練習してるシーンが笑えてきた、「アナタ、そんなことしなくても完ぺきでしょ」と。 まぁ、情けない役を情けなく演じていたので、面白かったです。
御存知の方も多いかと思いますが、「アキレス腱」(←脚の)とは、このブラピが演じるアキレスが由来となっています。 ラスト、パリスにアキレス腱を射たれましたね。 ブラピは胸に刺さった矢は自分で引っこ抜いていたけど、アキレス腱に刺さった矢は、そのままで死んでいった。 まさに、アキレス腱の由来になったシーン、そのものですな。
♪BGM♪〜『ABBA GOLD』by:ABBA
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