2004年05月19日(水) |
『ビッグ・フィッシュ』 |
エドワード・ブルーム(アルバート・フィニー)は、お伽話が得意で、誰もが彼の語る物語に夢中になった。 たった1人、息子のウィルを除いては。。。
予告から受けた印象とは違う内容で、なかなか面白かったです。 そして、ラストは号泣。
うちの父は、家の中ではほとんど話をしない人。 決して冷えきった家族というわけではないんですが、私と母がすぐ隣でしゃべっていても会話に参加してくる事は無いし、父に何か話し掛けても、最低限の返事しかしないようなタイプの人。 まぁ、一般的に、29歳の娘と54歳のオヤジがワイワイ話するような状況も、なかなか無いかと思いますけど(笑)これは私が幼少の頃からあまり変わっていない。 多分、母と父が恋人同士だった時代から変わってないんじゃ…。
なので、私は、おしゃべりな男の人がチョット苦手だったりします。 それは、父親みたいなタイプの人が好きというのでは無くて、単純に、色々お話しする男の人に慣れていないので、驚いてしまう部分が大きい。
だから、この映画のお父さんにはビックリしたー。 子供に、こんなにいっぱいお話しを聞かせてあげるなんて、我が家では今まで(も、これからも)絶対にありえない状況だから。 父親と子供との距離感について、とても興味深く見れました。
エドワードの若き日の恋人(現妻)を演じてた、アリソン・ローマン⇒ジェシカ・ラングが、何の違和感もなく、スーッと自然に歳をとっていった感じで非常に良かったと思います。 ウィルの奥さん:ジョセフィーンも綺麗だったなぁ。 全般的に女優陣が好感をもてました(どの人もセリフが少なかったけど、良かった)。
「人生なんて、まるでお伽話さ」と思えたら、人生捨てたもんじゃないだろうね。
♪BGM♪〜『Nat King Cole at the movies』by:Nat King Cole
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■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『トロイ』 『グッバイ、レーニン!』 『レディ・キラーズ』
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