ホテル“ビーナス”。 ウェイター兼世話係のチョナンをはじめ、ここに集まる住人は、皆、色々な過去を背負っている。 アルコール依存症の元医者のドクターと、元看護婦の妻のワイフが暮らす1号室。 3号室のソーダは花屋さんを開く夢を持ち、4号室のボウイは、自称殺し屋。 ある日、また新しい住人、無愛想な父ガイと、口を利かない娘サイがやってくる。チョナンの仕事を手伝うようになったサイは、心を通わせていくようになる。。。
好き嫌いが、もの凄くハッキリ分かれる作品だと思いますが、私、個人的にはカナリ好み。 予想以上に、お気に入り度が高いです。
まず、何が良いって、音楽が最高ですよ♪ 劇中、全編に流れるガーシュインのメロディー。 私は、映画には、ナット・キング・コールの曲(歌声)が最高に合うと思ってますが、ガーシュインも良いですねぇ〜。 ♪恋すれば〜素晴らしい〜昔から〜そうらしい〜♪と、思わず口ずさみそうになりました。 ガーシュインナンバーで構成されているミュージカル『Crazy For You』とは、また違った魅力がありました。 デリコの曲は、普段ラジオから流れてくるのを聞いても、今まではさしあたって何も感じなかったけれど、映画の色とメロディーがマッチしていたように思います。
セリフが少なくて、たる〜く流れていく物語ですが、その少ないセリフにグッとくる言葉が多いんです。 これが、1番印象的でした。
剛クンが主役ではあるけれど、8人のバランスが非常に上手に作られてましたね。 強いて欲を言うとすれば…私的には、剛クンの恋愛エピソードを、もう少し多くとって、より切なさ度をupして欲しかったかなぁ。 香川・中谷カップルのエピソードは、1番良く完成されてました。
ロシアのウラジボストクでロケされたそうだけど、ウラジボストクは、90%アジアに足突っ込んでるような場所(地図を見てもらえれば一目瞭然です)。 日本でも韓国でもないアジアに近い場所で、とても良い雰囲気でした。
哀しいけど暖かみのあるような物語で、良い時間が過ごせた映画でした。
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長いと思っていたラグビーシーズンも、21日が日本選手権決勝。 2月、3月と連続で秩父宮に行ったけど、青山の街は、少し行かないとホントにどんどん新しいビルお店がオープンしてビックリ。
紀伊国屋の交差点の向かい(南に信号渡ったすぐ)とっても可愛らしいケーキ屋さんが出現していた。 私は、甘い物が苦手なので、ケーキの類にはほとんど関心が無いんだけど、真っ白に光るお店に目を惹かれて、思わず入口まで見に行ってしまった。 色んなケーキが、いーっぱい並んでいて(多分、上が喫茶スペース)カラフルで綺麗だったなぁ。
次に青山行く時まで潰れずにあるかしら(笑)?
♪BGM♪〜『Diary』by:Kiroro
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■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『ペイチェック 消された記憶』 『クイール』
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