女子大生のジヘ(ソン・イェジン)は、親友のスギョンから、演劇部の先輩サンミン(チョ・インソン)への代筆メールを頼まれる。 本当はジヘもサンミンが好きなのだが、打ち明けることが出来ない。 ある日、ジヘは家の押入れから木箱を見つける。 その箱の中には、35年前の手紙と日記があり、母親:ジュヒ(ソン・イェジン二役)の初恋が。 高校生のジュナ(チョ・スンウ)と親友のテス(イ・ギウ)、そして、母親ジュヒの物語が。。。
今まで見た映画の中で、号泣度はベスト5に入るかもしれない。 そのくらい超泣いた。 ボロ泣き。 内容的にも95%ぐらいは満足でした。
しかし、、、
(以下、ネタバレ入り感想になりますので、御了承ください)
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私、ハッピーエンドは嫌いなんだよぉ…(>_<)
チラシの説明文章からも、母親の結ばれなかった恋を娘が成就させるという雰囲気は簡単によめたけど、、、十分に分かっていたけど、この出来すぎウルトラマックスの展開は、出来れば想像したくなかった。 なので、こうならないような低い確率に賭けて見ていた。 そしたら、ラスト、ジヘとサンミンの会話のショット、、、サンミンが泣いてるアップが来た時、「あぁぁぁ…(@_@!)うっそ…マジ…ジュナの息子なんてやめてよ」と思ったら、ペンダント現れるだよ。 あっちゃ〜(*_*)って感じだったね。
超・個人的な好みの問題になってしまいますが、切ない系の悲恋モノが好きな私としては、ジュナが戦争で亡くなって終わりだったら、文句無しの100%大満足! 満点5つ星でしたよ。 というか、あれで生きてた事にビックリしたけど(笑)。 爆弾の中、ペンダント握り締めて息果てるで良いじゃんねぇ? って、これじゃ、この映画のストーリーは成り立たないか(苦笑)。
特に、主演のソン・イェジンちゃんは、どこからどう見てもジュヒを演じてた時の方が素晴らしかったので、最後の方では「別にジヘの恋愛いらないよ」と感じてしまった。 この娘、田舎臭い顔立ちがポイントなのか、三つ編みが異様に似合う! 可愛かった。 なのに、ジヘの髪型は全然似合ってなかった(-_-)
あ〜あ〜、ジュヒ+ジュナ+テスの物語部分は、最高に良かったなぁ。 映画見てから、もう6日経つけど、昔の物語の方は印象的なシーンがとても多い。 3人の演技も非常に良かったんですよ。
それが、現在のジヘの話に切り替わると、一気に現実に引き戻されるというか…見てる自分も映画の外に追いやられてしまう感じというか…。
『猟奇的な彼女』も『イルマーレ』もそうだけど、最後の最後で、自分の求めてる展開と逆にいってしまうのが、すっごく残念。 その点、『春の日は過ぎゆく』みたいなラストだと、いつまで経っても尾を引いて、good☆
結構ケチつけちゃいましたが、全体的にはとても良かったと思いますよ。 しつこいけど、ジュヒ+ジュナ+テスの3人の演技は輝いてました。 ただ、このラストだと個人的に余韻が残らないというだけです…はい。
この映画、元々は『クラシック』という邦題だったそうですね。 まさに、このタイトルが映画の全てを表してて、なかなか良いタイトルだと思うのに、どうして、こんな一般的な邦題にしちゃったんだろう?
♪BGM♪〜『Sincerely…』〜Mariya Takeuchi Songbook〜
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