2004年01月15日(木) |
『イン・アメリカ 3つの小さな願いごと』 |
アイルランドから夢を求めてやってきた一家。 ジョニー(パディ・コンシダイン)と妻のサラ(サマンサ・モートン)、そして2人の娘クリスティとアリエル(サラ&エマ・ボルジャー姉妹)。 ハーレムのボロアパートで新しい生活をスタートさせるものの、両親は、いつまでも長男:フランキーの死を忘れ去れないでいた。 ハロウィンで知り合った同じアパートに住む画家のマテオ(ジャイモン・フンスー)と交流が始まり、一家に奇跡が舞い降りる。。。
106分の中で、非常に上手くまとめてある作品だと思いました。 だけど、もうチョット長くして、マテオの素性やフランキーの事を深く描いても、また良かったとは思う。
みんな、おチビちゃん2人を褒めると思うので、私は、ジョニー役のパディ・コシンダインを。 もちろん、2人のお嬢ちゃんもサマンサママも良かったんだけど、私は、パディパパに1番惹き込まれましたね。 見事だったと思う。 いち役者ジョニーとしての彼、夫としての彼、お父さんとしての彼、マテオの友人としての彼、どのジョニーをとっても懸命さが伝わってきて心を打たれました。 「幸せを掴もうとする哀れさ」みたいなのが漂ってて、本当に痛いほど演技に惹き込まれました。
1番泣いたのは、クリスティが歌う『デスペラード』かな。
そして、もの凄く基本的な事だけど、家族が幸せに暮らせるには健康が1番だなと感じました。
冒頭のクリスティのナレーション。 「願い事には、願ってはいけない事がある」みたいなセリフがガツンときました。
♪BGM♪〜『Love is the message』byMISIA
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