2004年01月14日(水) |
『すべては愛のために』 |
イギリスの裕福な家庭の人妻:サラ(アンジェリーナ・ジョリー)は、義父の慈善事業のパーティーで、突然、乱入してきた男性と難民の子供に心を奪われ、エチオピアへ飛び立つ決心をする。 そこで再びパーティーの男:ニック(クライヴ・オーウェン)と出会う。 彼は世界の難民キャンプで働く医師だった。。。
第一印象としては、「アンジェリーナ・ジョリーが、お医者さんの役だったら良かったのに」でした。 2人の設定が逆の方が、しっくりくるんじゃないかなぁ〜と私は思った。
世界の難民キャンプの映像を映し出し、息が止まるような状況を見て、私を含め、観客は何かを感じざるをえないと思う。 自分がこうしてパソコンに向かっている地球の裏では、ニックのような人たちが懸命に働いてるわけだし、映画館の椅子に座りスクリーンを見ながら「私、ここで何映画なんて見てるんだろう…」と感じたし、この点だけは、なかなか心に響く映画だったと思う。
でも、邦題の“愛のために”というのは、人類愛ではなくって、肝心なところは個人的な恋愛部分ばかりがクローズアップされて、な〜んか変な方向になってた。 しかも、その“愛”が、ほとんど感じられないのが、これまた変だった。
これ、実際、物語の展開としては、10年間ぐらいの壮大な愛のストーリーなんだけど、、、字幕で年号が出て、時が進んでいく様子は分かりつつも、サラは普通に旦那と生活してるし、子供も産んでるし、ニックに対して、そこまで大きな恋愛感情を抱いてるように全く感じられないのだ。。。 懐かしく思い出して、ふと恋の感傷に浸るという雰囲気なら感じとれた。 でも、人生かけちゃうような大きな愛情が伝わってこなかったのよね…。
結構、泣けたんだけど、話の中心があちこちにズレていて、、、全体的にはイマイチでした(>_<)
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今夜から始まった江角マキコの社交ダンスドラマを少し見た。 ジャニーズの子がダンスやってて、江角マキコは主婦で、どうやら2人の恋愛モノらしが、途中から見たから、2人がどこで知り合ったのか不明。 高校生の男の子と、30代の女の人の恋愛なんて、現実的にほっとんどありえないネタだよねぇ…。 ギバちゃんが旦那さん役だった。 ジャニーズの子は、私は『渡鬼』に出てる子の方が好きだ。
江角マキコがダンス教室に入る展開なのかなぁ…ラストは2人で踊ってたけど。 予告でも踊ってたので、これからダンスシーンが結構ありそうな雰囲気。 物語、どつまらなさそうだけど、ダンスだけお目当てで見ようかな。
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『半落ち』が大人気みたいで。 横山氏、本当に売れっ子作家になっちゃったけど、スポーツ新聞の記事、、、豪華出演者の舞台挨拶で一番端に1人だけ普通のオッサン(=横山氏)が写ってるの可愛い(笑)。 “原作読んだら映像見ない派”の私は、これも映画は見る予定は無いけれど、恭兵さんは気になる〜♪(井原さんも〜♪)
本の方の話。 『半落ち』もダーダー泣きで素晴らしい小説ですが、最新作『影踏み』の1つ前、『クライマーズ・ハイ』が超オススメです。
♪BGM♪〜『星空のライブ』byMISIA
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