女子高生モン・クーロウ(グイ・ルンメイ)は、親友のリン・ユエチェン(リャン・シューホイ)に頼まれて、彼女が片想い中のチャン・シーハオ(チェン・ボーリン)にラブレターを渡す。 しかし、恥ずかしがったリンは差出人の名前をモンと書いてしまっていた。 チャンはモンに好意を抱き始め、彼の真っ直ぐな気持ちに、モンもだんだん心を開くようになってくるが、どうしても親密になれない。 苛立つチャンを深夜の体育館に呼び出し、二人は秘密を告白し始める。。。
今日から3日間だけの限定上映で張り切って初日に見に行く。
私は、夏が好きなんだけど、その理由の1つに「モノがハッキリ見えるから」というのがあって、この映画は、まさにこれを映像で表していたように思う。 夏らしい描写は、プールや半袖、海ぐらいで、あんまり熱気ムンムンな雰囲気は無いのに、全体的に凄く夏を感じられて気分が良い。
主人公3人の恋愛模様も上手く表現されてたと思いました。 モン役のグイ・ルンメイちゃん、とっても良かったです! スカウトされて演技は初めてらしいけど、表情の変化が上手い。 親友:リン役のリャン・シーホイちゃんは、スタイル抜群で、後半、ビルの屋上でのホットパンツ姿は女の私でも「おぉ!」と見とれてしまった(;^_^A チャン役のチェン・ボーリン君は、台湾版の妻夫木クンって感じでしょうか? 私はタイプじゃないけど、まぁ爽やかに好印象でした。 『魚』シャツに大笑い。。。
ちょっとネタバレになってしまうけど、モンの秘密というのは、「女の子が好き」という告白で、これは私には意外な内容だったけど、、、こうやって言ってしまう心情は、なんとな〜く、分からなくもないなぁ…と感じた。 私が17歳の頃をちょっと思い出してみると、「彼は欲しいとは思うし、憧れるけど、今仲良しの女の子の友達付き合いが凄く楽しくて一緒にいたい」っていうの強かったし。 友達に紹介されて、何回か他校の男の子と会ったりしたけど、会う前はすっごいドキドキしたり楽しみにしたりしてても、実際、御対面しちゃうと、その男の子がタイプorタイプじゃない関係無しに、「めんどくさい」って感じてた事を思い出した。
私の場合、女子校だったので、日常生活で同世代の男の子と接する機会もほとんどなかったし、現実感が少なかったかな〜。 実際、わんさか男の子と接した予備校時代は、カナリ現実的な憧れに変わったから(笑)。
高校生の時は、校内でカップルを見る事など無いわけで、「彼」っていうのは妄想の憧れっぽい状態だったと思う。 ちょっと「白馬の王子さま」に似た感じ?
モンの本当の気持ちは、どちらに解釈しても有りだと思うけど、ラストの語りを聞いて、私は「だんだん、チャンのことが好きになっていくんだろうなぁ」と、やっぱり思いました。
2人のキスシーンが凄く好き。 自分の中では、今まで見た映画のキスシーンの中でもカナリ印象に残った。
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『映像の世紀』で、映画『トンネル』の本物のトンネルが映った…。 壁を乗り越えようとして射殺された青年の遺体が運ばれてる映像もあったけど、あれって、映画の中でも同じエピソードあるよね…。
♪BGM♪〜『AIDA』
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