2003年10月04日(土) |
『エデンより彼方に』 |
1950年代アメリカコネチカット州。 電器会社の重役の夫:フランク(デニス・クエイド)と2人の子供と幸せに暮らすキャシー(ジュリアン・ムーア)。 ある夜、夫の会社に夜食を届けに行き、夫の隠れた部分を見てしまい、失望と混乱へ。 そんなキャシーを励まし続ける庭師のレイモンド(デニス・ヘイスバード)。 2人は友情をはぐくむが、レイモンドが黒人ということで。。。
今日から5日間の限定上映で、張り切って初日に見に行った。 切なさ好きの私としては、なかなか満足いく内容で、どっぷり浸れた。
50年以上も前のアメリカを舞台にしてるので、人種差別問題も同性愛も、今とは比べ物にならないほど閉鎖的だと思うし、それを「もどかしい」と一言で片付けられないかもしれないけれど、キャシーとレイモンドの関係は、もどかしくて、とても切なかったなぁ。
それにしても、ジュリアン・ムーア、良い女優さんになりましたねぇ。 ヒュー・グラントと一緒に出てた『9ヶ月』の頃が懐かしい。 彼は、今もあまり変わり映えのない俳優なのに…。 (『9ヶ月』という映画は、面白くて好きな作品だけど)
今回のキャシーという役は、良妻賢母を絵に描いたような役なので、特にそうなのかもしれないけど、お礼(「有難う」などの)のセリフ・言葉遣いが凄く綺麗だったのが印象的でした。
あと、妊娠中の撮影という事もあり、衣装が、おなかを目立たなくしたフワフワのワンピースが多く、とても雰囲気が出てて、よく似合ってた。 ただ、『めぐりあう時間たち』のローラとキャシーのキャラが微妙にかぶってたけどね…。
ラストの駅のシーンは、「どっちに転ぶかなぁ」と思って見てたけど、どっちに転んでも「やっぱり、こうなったのかぁ」と思うような気がしました。 このシーンと、レイモンド御用達のバーでミラーボールの下で2人が踊ってるシーンが私は凄く好きです。
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社交ダンスを習い始めました。 ある程度、疲れるだろうな…とは予想してたけど、予想より3倍ぐらいハード(-_-)結構、ゼーゼーなります。
筋肉がピキピキ伸びていく感じで、、、友達から「社交ダンスやって痩せたという話を聞いた」と聞いたけど、これ、真剣に頻繁に踊ってたら、ふくよかな人は、余分な肉が落ちるんじゃないかなぁ…バカに出来ない運動量だと思った。
お約束の流れで、イメージトレーニング(?)を兼ねて、『Shall we ダンス?』をレンタルして見る。 この映画、見るの何年振りだろう…公開時に見に行って以来。 「役所広司と草刈民代と竹中直人が出てた」ぐらいしか、記憶が薄れていて、「そうそう!そうだったなぁ」と思い出しながら、とっても新鮮に見れた。
それにしても、、、、 役所広司、若いっ! 原日出子、太いっ!
劇中、役所広司が会社の机の下で、ダンスのステップを練習しながら足動かしてるシーンがあるけど、これ、すっごく分かる! 思わずやっちゃいます(^_^;
♪BGM♪〜『Everytihg for you』by:Jos Van Beest
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