里美(長澤まさみ)は落ちこぼれの高専生。 いい加減に提出した課題のバツとして、担任の図師(鈴木一真)から、ロボット部に入って、ロボコンに出場する事を交換条件に出される。 しかし、エリートの第1ロボット部ではなく、部長の四谷(伊藤敦史)、設計の相田(小栗旬)、そして幽霊部員の竹内(塚本高史)しかいない第2ロボット部の方だった。 図師は、第2ロボット部の顧問を務めていて、コンテスト出場の数合わせの為に、里美を誘い入れたのだった。。。
主演の長澤まさみ嬢。 実は、うちのすぐ近所の子なんです。 こんな田舎にも、あんな可愛い子が生息してたんです(笑)。 父上は、初代ジュビロの監督として(こっちでは)有名ですが、彼女はサッカーは、あんまり好きではないみたい。
『黄泉がえり』の時もそうだったけど、まさみ嬢が出ている映画だから見に行こうっていう、ただこれだけの理由で、今回も見に行った。
今回、主演で、ず〜っと出ずっぱりだったけど、等身大の役で非常に良かったんじゃないんでしょうか? 演技は、上手いとか下手とか論じるレベルに達してないと思うけど、それでも、十分に魅力的だった。 良い意味で、“すっごく高校生”っていうのが丸ごと出てたと思う。
まず、女の子が主役っていう設定が良かったのかなぁ…他の男子3人も非常にバランス良くまとまってたと思いました。 私は、小栗君と塚本君は初見だったんだけど、なんといっても彼ら2人のキレイさに驚いてしまった。 「かっこいい」というより「キレイ」という印象。 塚本君は、あまり登場時間が多くないけど、強く印象に残りました。
伊藤君が部長と呼ばれていて、最初、「えぇ?この子が部長なのかいな〜」と納得いかないまま見てたけど、ああゆう、あんまり自己主張しないようなタイプって、意外と部長に合ってたりするんだよね〜? ノートを捨てられてからの、彼の活き活きとした表情が凄く良かったです。
ボックスフンドが何回も失敗してしまうシーンでは、「あ〜あ…」と思わず嘆き声が出てしまった。 そして、箱を置く場面で、自分も何か支えたくなったってゆ〜か、自分の体がボックスフンドの胴体になった気分で、ピタっと止まりたくなった(;^_^A
合宿って、お約束な展開なのね(笑)? それでも、今回、無駄に竹中直人が出てこなくて良かった〜!
まさみ嬢と須藤理彩の2ショットシーンでは、「10代と20代って、並ぶと、こんなにも違いがあるのぉ!!!」って、すっごい思った。 映画見て、1番強烈に思った事かもしれん…(笑)。 1987年生まれと1976年生まれって、やっぱり全然違うわ(*_*)
『英雄 HERO』で、マギー・チャンとチャン・ツイィーの2ショット見た時も「マギーって、めちゃめちゃ綺麗!でも、この2人、10の位が違うのは、一目瞭然だ…」と思ったけど、今日の上記2ショットを見て、「やっぱ10の位が違うと、はっきりと違う。もう完ぺきに違う。」という事が決定的に分かった。
ワタクシ、自分は、どちらかというと実年齢より若く見える方だと勝手に思ってるんだけど、小4(10歳)の女の子と並んだら、母娘に見られてもおかしくないんだ…と、ふと思った。
そんな、ストーリーとは全く無関係な感想を抱いた映画でした(;^_^A
あと、まさみ嬢の主演に関して、「芸能人にとって、事務所の大きさって偉大だなぁ」と強く感じた。
彼女、これからきっと、高嶋兄弟と父娘役とか、沢口靖子の娘役とかやったりするのかな(笑)。
♪BGM♪〜『EVITA』
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