2003年09月14日(日) |
『シェフと素顔と、おいしい時間』 |
シャルル・ド・ゴール空港で、携帯電話の貸し借りで知り合う、ローズ(ジュリエット・ビノシュ)と、フェリックス(ジャン・レノ)。 ストで飛行機が飛ばず、二人は翌朝まで一緒に過ごす事になる。。。
「現実には、99%ありえない展開だけど、映画だからOK」という感じのストーリー。
けど、男女の出会いや恋に発展するきっかけなんて、ホントに千差万別だろうし、ホンの一瞬で惹かれ合う事だってなにきしもあらずだから、もしかしたら、このストーリーを地でいっちゃうような人もいたりするのかなぁ…。
チラシを見た時、「ジュリエット・ビノシュ、な〜んだ、結構、可愛らしいじゃん」とか思ったりしたけど、静止画の錯覚だった…(笑)。 『ショコラ』見た時に、「いやぁ〜、歳くったなぁ」と思ったけど、今回も全く同じ。
エステティシャンの役という事もあり、まるで油絵のように、顔に色々なお化粧品を塗りまくり。 正直、もう少し、若い女優さんで見たかったかなぁ…と。 “まだまだ若手だけど、ベテラン並に実力があって、責任も重くて疲れ果てた”みたいな役設定の方が、そそられたし共感持てたのにな。 ジュリエット・ビノシュだと、超リアル過ぎて、、、。
外国の女の人、特にヨーロッパの人って、若い時キレイ⇒そのままキレイなオバサンになるパターンって結構少ないような気がする。 東欧って美少女しかいないイメージだけど、母親を見ると、「いったい、この母親のどこから、こんな可愛い娘が」って感じじゃない? その母親も若い頃は凄く可愛いいのに、今は見るも無残な状態で…。 主に、ぶよぶよに太るorしわしわになるってのが大きな原因のような気もするけど、今日、ジュリエット・ビノシュの老けぶりを目の当たりにして、また、この事を思った。 そう思うと、シャーロット・ランプリングは今もスリムでステキよね〜。
さてさて、ジャン・レノですが、私は良かったと思いました。 ローズを好きになるきっかけの場面の表情がイイ感じ! あれは、私が男でも、同じ場面で好きになるだろうな〜。
フランス映画を見ると、いつも眠気が襲ってくる(多分、フランス語を聞くと眠くなるのだと思う)私ですが、これは全然眠くならずに楽しく見れました。 登場人物が少なかったのも良かったかな。
結論。 お料理が出来る男はモテる。 以上。
プレミアスクリーンにて上映だったので、日曜の朝っぱらから優雅にリクライニングシートで鑑賞できて、これで隣に、シェフが作ってくれた、おいしいお料理があれば良いのに〜と思いながら見てました。
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妹がオーストラリアから帰国。 お土産で「スクワラン」とかいう、わけわからんクリームをもらった。
普段、朝起きてから15分で家を出る私は、超・仕度が早い。 お化粧にかける時間など、2,3分。 こんな人間が、お化粧品に詳しいわけがありません。 説明書には、鮫の油で出来てる云々が書いてあって、パッケージにも鮫が泳いでる写真が載ってるけど、こんなの初めて知った。
妹が「これ、みんな買ってた」「友達は6個も買った」とか、クリームの人気ぶりを説明してきたけど、私にしたら、「こんなもん、いらねぇぇぇ〜」(-_-) 父はポロシャツ、母はオパールのネックレス、祖母は帽子とスカーフ、、、なのに、どうして私が、こんなヘンテコなクリームなんだよぉ(;-_-+ 私が無知なだけで、すっごい効果があるクリームかもしれませんよ。 でもさ、私がこんなん塗るわけないの分かってるくせに、ホント、妹のセンスって最悪…。
旅行のお土産って、私は大抵、食べ物系を選ぶ事が多いんだけど、もらう時は、逆に物が多いかな。 今までで、1番、強烈だったのが、沖縄お土産で、“シーサーの手作りキット”なる物。 粘土が丸ごと入ってて、「これで、シーサー作ってください」って物…。
人に、お土産もらうと凄く嬉しいけど、心底「嬉しい!」と感じる時って、マルセイバターサンドぐらいかなぁ。
やっぱ、定番って大切だと思うよ。
♪BGM♪〜『EVITA』
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