2003年06月06日(金) |
『ミー・ウィズアウト・ユー』 |
1970年代、ロンドン郊外。 ホリー(ミシェル・ウィリアムズ)と、マリーナ(アンナ・フリエル)は、隣同士に住む幼なじみで大親友。 大人しく控えめなホリーと派手で奔放的なマリーナ。 正反対の2人だが、いつも一緒に居た。 80年代、17歳の2人は、夜遊びに夢中にる高校生。 マリーナの兄:ナット(オリバー・ミルバーン)に恋するホリー、男友達がたくさんのマリーナ。 21歳の2人は、お酒もドラッグも経験した大学生。 同じ男性を好きになり傷つき、それでも離れない2人だった。 80年代終わり、ジャーナリストとして歩き始めたホリーと、ユダヤ人の彼と婚約中のマリーナ。 2人が、やっと離れる決心がついた。。。
見終わった後、自分には、こんなに濃い付き合いの仲良しの友達が居なくて良かったという気持ちが半分と、こんなに濃い友情が結べる友達が居て羨ましい気持ちが半分。
親友と呼べる友達、、、私には1人だけかな。 幼稚園から高校までずっと一緒で、2人共、実家から出た事が無い為、大人になってからも5分でお互いの家を行き来できるような関係だった。 友達は、4年前に結婚。 結婚後も、すぐ隣の町内に住んでるので、5分で行き来できるのは全く変わってないんだけど、結婚後、早くに赤ちゃんが出来たので、彼女はもうお母さん、この秋には第2子も生まれる。 未だ、実家でパラサイトシングルしてる私と、もうじき2児の母親の彼女、お互いを取り巻く状況だけは、4年前とは全く変わってしまった。 けど、私はそれが予想できた、というか、自分は結婚しないかもしれないとしれないと思ってた(思ってる)し、彼女は25歳になる前に結婚するだろうなぁと思ってたから、預言者よ私(笑)。 諸々の状況の変化により(ってゆ〜か、私は何も変化が無いのだが(苦笑))今は会う頻度も減ってきてるけど、2人の友情は変わってないと思うし、彼女もそう思っていると私は確信できる。 例え、どちらかが日本の裏側に(アルゼンチンとかチリとか)住んだとしてもね(^_^)
映画のホリーとマリーナは、あまりにも近すぎて、お互い傷つけあったり嫉妬したり罵ったり…。 こうゆう風にストレートに感情をブツけられるのは、大きな信頼関係や友情があるからこそだと羨ましくも思う反面、自分には出来なかったし、今でも出来ないし、これから先も出来ないままでも良いんじゃないかなぁと、両方の気持ちが交互になりながら見ていた。
主役の2人、メチャメチャ素晴らしかった!!! 最高の演技でした。 特に、ホリー役のミシェル・ウィリアムズ、超・魅力的。
ホリーとマリーナが恋する大学教授:ダニエルは、『ツイン・ピークス』のクーパーこと、カイル・マクラクランが演じてます。 そして、マリーナのママ:リンダは、スティングの奥さんのトルーディー・スタイラー。
あの薄暗いイギリスの空の色や、吐く息も凍りそうな寒さが伝わってくる感じもgoodです♪
私は、これから先、何10年生きるか分からないけれど、24年も前、幼稚園の時に出会った子と今なお深い友情が続いてる事が幸せに思った。
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2,3日前の新聞に「マニュアル敬語」の記事が載っていて、昨日のジャム・ザ・ワールド(←ラジオ番組)でも、この話題を取り上げていた。
私も、常々、すっごい違和感を感じてた事で、やっぱり、同じように「変だ」と思ってる人も、たっくさん居るんだね。
「○○でよろしかったでしょうか?」 「おタバコの方お吸いになりますか?」 「¥1000からお預かりします」 ↑日ごろ、コンビニやらレストランやら頻繁に店員さんが使ってる言葉。。。
「よろしいでしょうか?」で良いじゃん! “方”って何よ?なんでタバコに“ほう”を付けるんだ?「おタバコ」で良いじゃん! 「¥1000お預かりいたします」で良いじゃん!
そういえば、水曜日、例の茶髪のコンタクト屋さんの人も「ご質問の方なければ、これで説明の方終わりますけど、よろしかったでしょうか?」と言ったもん。 私、「この子、若いから絶対、言うだろうな」と心の中で思いながら、注意して聞いてたのさ(笑)。 どうして、「ご質問無いようでしたら、これで説明を終わらせてもらいますけど、よろしいでしょうか?」って言えないんだよぉぉぉ。
ファミレスのロイホは、こうゆう乱れたヘンテコりんな敬語を無し、普通の敬語(?)で接客できるように、社員教育をしてるそうです。
接客業をされてる方、私みたいにオバサン根性丸出しで、チェックしてるお客さんも居るから、お気をつけて(^_^)/~
♪BGM♪〜『One Quiet Night』by:Pat Metheny ≪≪ 昨日の映画は『トゥ・ウィークス・ノーティス』
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