2003年05月14日(水) |
『メイド・イン・マンハッタン』 |
NYのホテルで客室係として働くマリサ(ジェニファー・ロペス)は、息子の子タイ(タイラー・ガルシア・ポジー)と2人暮らしのシングルマザー。 お得意様のお部屋を掃除中のチョットしたハプニング時、上院議員候補のクリス(レイフ・ファインズ)と偶然出会う。 一目惚れするクリスだが、彼はマリサがホテルの従業員だとは知らず。。。
ラブコメというのは、はっきり言って見る前から何もかも分かりきってる。 ポスターだけで、映画の半分は、もう見た気になれる(笑)。 「なんだかんだいって、結局2人は、くっつくんでしょ」と、分かっているのに見てしまう。 ハッピーエンドは嫌いなのに、見に行ってしまう。
私は、アクセサリーとかコスメとか占いとか、全く関心が無いけど、この手の映画を見に行く時、自分が「あ〜、私もなんだかんだいって女なんだなぁ」と思う。 やっぱり、女性にとってラブストーリーって永遠なのかな。
さて、本題ですが、、、まぁ、普通にお約束なストーリー展開でした。 そうゆう意味では、全て期待ど〜り(笑)。
ジェニファー・ロペスって、いつ見ても、とっても健康的よね…。 あの肉付きの良さって、俗に言う「スタイル良い」部類に入るんでしょうか? 制服ピチピチなのが異様に目に付いた(-_-)
1970年生まれのジェニファー・ロペスと、1962年生まれのレイフ・ファインズ。 別に普通のカップルとして十分成り立つ年齢差だと思うけど、2人が並んだ映像が、な〜んかしっくりこなかった…です。 ジェニファーが若々しく見えるというか、レイフがおっさんぽく見えるというか、ビミョーだったなぁ。
このクリス役は、別にレイフじゃなくても良かったんじゃ?と思ったり。 彼には彼にしか出来ない役、彼が演じてこそって役があるような気がする。
後半のパーティーシーンで、ジェニファー・ロペスが着てたサーモンピンクのドレスが、「すっごいセンス悪い…」と思ったのは私だけでしょうか???
まさか、泣けるシーンがあるなんて思ってもみなかったけど、ラスト付近のクリスとタイのクリップのシーンで、泣いてしまった。 私の右隣にいた母娘の、お母さんも泣いていた。 エンドロールが終わって、娘さんが「え?は?いつ泣けるシーンがあった?」と、驚いていた(*_*)
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5月の前半読書まとめ。
『火車』(宮部みゆき 著)★★★★★ 大傑作! もう、何度も読んでいるのに、人にオススメする度に読み返してしまう。 今回、オススメした友達が「本って、こんなに面白かったんだ!みぃちゃん有難う」と大絶賛メールくれて、私も凄く嬉しくなる。 この頃の宮部さん、ホントに良い小説描いてたんだよね〜。
『あなたには帰る家がある』(山本文緒 著)★★ 住宅メーカーに勤める佐藤秀明と、中学校の教師をしている茄子田太郎。 2人の一家を軸に、この2家族が微妙に絡み合い、繋がり進んでいくストーリー。 読んでいる時は、普通に面白かったけど、すぐ冷めてしまった。
『最悪』(奥田英朗 著)★★★★ 主人公は、町工場の社長と銀行のOLと不良青年。 この3人の身に、最悪な事態が次々に起こっていく、まことに最悪なストーリー。 「最悪…」と嘆かずにはいられない。 気の毒すぎて、読んでる途中でページを止めたくなるけど、カナリ面白かった。 川谷鉄工所の社長のセリフ回しが凄いリアルで、描き方が上手い。 奥田氏の小説は初めて読んだけど、なかなか気に入りました。
♪BGM♪〜『Cafe Brasil』
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