公園のベンチで、暴漢に襲われ、記憶を失ってしまった男。 偶然助けてもらった一家の協力を得て、自立した生活を始める男。 そして、1人の女と出会い恋に落ちる男。。。
よくある“記憶喪失モノ”とは、全く違う映画だった。
決定的に違うのは、記憶を失った主人公はもちろん、周辺の人たちも、無理に記憶を思い出そうとしたり、させたりしない事。
「記憶喪失は異常⇒ここはどこ?私は誰?⇒早く思い出さなきゃ」 ↑この、お約束な法則は成り立たない。 記憶が無かろうと、誰だろうと、全然おかまいなしに進んでいくストーリーがカナリ新鮮でした。
そして、実に間の取り方が上手いストーリーだった。
主人公の男(マルック・ペルトラ)が、俳優の蟹江敬三にそっくりと思ったのは私だけ(笑)? 彼と恋に落ちるイルマ役のカティ・オウティネンは、ブスなんだかキレイなんだかよく分かんなくてビミョーだったけど、表情が無い表情が、たまに美人に見えたり、不思議な魅力の持ち主だった。
大感動!っていう映画ではないけれど、なかなかの秀作でした。
この主人公のように前だけ向いて生きていくっていうのは、出来そうでいて非常に難しいと思う。
私は、常々、「後ろ向きこそ人生」と思っていて、相方に「それは1番、楽だけど、抜け出さないとダメだ」と叱られ続けているけど、やっぱり前だけに向かっていくのはキツイ…。
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ジュビロ、定位置に(首位)つきました!(^_^)! この2試合で、得失点差+10だもんね☆ 順位表見るのが気分良い! 赤いとこより上にいるのが、ホント、気分良いわ♪
♪BGM♪〜『レ・ヴォヤージュ』by:クレモンティーヌ ≪≪ 昨日の映画は『SWEET SIXTEEN』
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