2003年03月21日(金) |
『マーサの幸せレシピ』 |
ハンブルグにあるフランス料理店の女性シェフ:マーサ(マルティナ・ゲデック)は、店長から「街で2番目のシェフ」と言われていた。 料理の腕前は天才的なのに、周りの人と溶け込もうとしないマーサ。 そんな彼女に、突然の悲劇が、、、姉と姪が交通事故に遭ってしまい、亡くなった姉に代わり、姪:リナ(マクシメ・フェルステ)を引き取る事になる。 そんな時、レストランに、イタリア人のシェフ:マリオ(セルジョ・カステリット)がやってくる。 彼のやり方に不満をぶつける自分とは反対に、彼になついていくリナ。 マリオとのふれあいを通して、マーサの心は、どう変わっていくか。。。
パラサイトシングルの王道一直線の私は、朝起きれば、お弁当が用意されており、帰宅すれば即「いただきます」状態。 こんなん、威張る事でも無いんだけど…料理の「り」の字も(?_?)人間の私は、冒頭の厨房シーンから、まるでマジックでも見てるような感覚で、一気に惹き込まれてしまった。
自分で、お料理する人は、どうか分かりませんが、私みたいにパッパラパーの人からすると、人が料理を作ってる姿というのは、見ていて非常に楽しい。
食事に出掛けて、お店が混雑してる場合、よく「カウンターでも宜しいでしょうか?」なんて言われる時があるけど、私、個人的には、どちらかというとカウンターの方が好きかもしれない。 まぁ、一緒に食事する相手や人数にもよるから、時と場合によりますが…カウンターで食事をするのは、全く不快ではなく、むしろ好きな方。 それは、厨房の様子が見えるから。 だって、美味しそうな食べ物を見るのって、単純に楽しくない?
厨房の主:マーサ役を演じた、マルティナ・ゲデックは、とっても健康的で綺麗でステキでした。 カナリ肉付きが良い女優さんで、私、この人、妊婦さんの役かと思ったら、レストランの同僚に、ちゃんとした(?)妊婦さん役の人がいたっけ(笑)。
リナ役のマクシメ・フェルステちゃんも、すこぶる可愛かったわ☆ 母親を亡くしの喪失感がよく伝わってきた。
そして、そして、劇中音楽がメチャメチャ最高なのだ♪ 家に帰ってから、思わず、キース・ジャレットのCDをあさってしまった。 「映画+音楽」←このセットで見ると(聞くと)、自分の中では、久々のヒットかなぁ。
あと、“幸せは、ほんのちょっとのさじ加減”っていうコピーも良いですねぇ。 パンフ欲しかったのに、売ってなくて残念…(>_<)これ、都会では、とっくの昔に公開された作品なのかな?
ただ、唯一の難点は、マーサと心理カウンセラーの描き方が、もの凄く中途半端だった事・・・ラストの、あれは、あれで言いたい事は何となく伝わってくるんだけど、途中のシーンが、スッキリしなかったなぁ(*_*) ま、これを大目に見ても、良い映画だと思いました(音楽が惹き立ててる部分が大きい)。
数年前、入院した時、物が食べられず点滴生活を送っていて、友達からもらった御見舞いのお手紙に「日々の食事の有り難さを強く感じるよね?」って書いてあったのが、すっごい印象に残っていて、病気になると、いつも、この言葉を思い出すんだけど、この映画を見て、また強く感じました。
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16日(日)、大阪行った時、ど寒くて、それで風邪引いちゃったのか、火曜の夜+水曜日丸ごと寝込む…でも、あんまり治らなくて、今日の午後は、仕事しててもチョット上の空だった(>_<)
私は、世間の皆さんの3連休関係無しに出勤なので、今日は早く寝なきゃ。
(ちなみに、上記映画は、先週の土曜日に見ました)
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来週、東京ドームにアスレチックスvsマリナーズ見に行くつもりだったのにぃ〜ブッシュのバカーーー。 愛しのダーリン☆イチローに会えるのが幻と消えた・・・。
風邪引いて熱出してブルー(T_T) 会社休めなくてブルー(T_T) 手元にあるマリナーズのチケット見てブルー(T_T) ジュビロ開幕戦から負けてブルー(T_T)
スケジュールぶっ飛んだ26日、悔しいから、また『contact』見に行っちゃおうかしら…。
♪BGM♪〜『Standards Live』by:Keith Jarrett Trio
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