日記×エッセイ...みち

 

 

鍼灸にっき - 2017年08月10日(木)

言葉とはおもしろいものだなあと思います。

わたしは、鍼灸を受けているとき、鍼がそこにあるとき、鍼が体に触れたとき、鍼が皮膚を通ったとき。
自分の体がそのときにどんな反応をしているかに気づきながら受けようとしています。

わたしの体調にもよると思うのですが、体の感覚・反応としては何種類かあります。
今のところいちばん気持ちがいいのが、ゆっくりとじんわりと緊張が解けていくような流れていくような感覚がするときです。
言語化するのが難しい、言語化しようとするとたくさん言葉を必要とする、そういう体感ほど心地よく、効果としても見られてるかもなーと感じます。
わたしがこういう感覚を感じているときに、鍼灸師さんも手ごたえを感じているようなそのような発言をされている感じもします。

逆に、「針が刺さった」という表現しかないような感覚のこともあります。
鍼灸師さんが「これじゃないよね」とおっしゃったりします。あ、ハイ、って感じ。体にある痛みもそれほど取れなかったり。
(冷静に考えると、興味深い会話ですが)

あとはその中間ですね。
鍼の感触にわたしが好奇心を持って触れていけるような、そういう感じ。
これも効果を感じます。
鍼自体にはほとんど(あるいは全く)痛みはないですが、この感覚は鍼があるところかなー、どの方向にあるかなーと探求できる感じ。
通い始めの頃によく感じられていたのはこの感じだったような気もします。いちばん多く起こるのもこれですね。

わたしはかわいい猫さんの画像がSNSで届いたときに、くわーとかふおーとかしかもう言葉が言えなくなったりすることがあるのですが、これってこの今経験できている鍼以上にわたしの緊張を溶かしてるんじゃね?とちらと思っているところ。
言語化できない!しきれない!

猫さんレベルを鍼を通して感覚することができるかどうか気になるところです。
(できなくて全く問題はないたぐい)

あ。
猫さんに対しての感覚は興奮状態でもあるから、鍼でそうならなくていいのか。


...




My追加

 

 

 

 

INDEX
past  will

MAIL