鍼灸にっき - 2017年08月07日(月) 最近の鍼灸の受け方。 以前は、施術を受けて帰るときの車の中で、施術を受ける前と受けた後の自分の体の感覚の変化を感覚するということをしていました。 今は、施術を受けている最中、、、というか鍼を肌に当てられた時に(わたしの場合刺さない場合も多い)わたしは体でどのような感覚がするか、というのを感覚しています。 今日言葉にして鍼灸師さんにもお伝えしたのですが、鍼灸師さんが鍼を当てる、そうするとわたしのほうでも「そこだ」という感じがすることがあります。仕組みはよくわからないのですけど。 (なんでわかるんだろう?とわたしは感覚しながら思います) そういうとき、鍼が体のその場所にあることに対してわたしはとても安心する感じがあります。 安心するから緊張させていたところから力を抜くことができる、そういう感じがして、その抜けていくのをわたしは感覚しているのですけど、それはぐうっと、ゆっくりとした流れのように自分の体の中で感じられます。 例えるなら尺玉クラスの打ち上げ花火が、どーんと夜空に放たれた後に、その夜空に開いた花がじわあって地上に向かってゆっくり流れるように動いて、少しずつ少しずつ夜空に溶けていくような、そういう「ゆっくりとした流れ」の感覚がします。 これがまた気持ちよいのですよ。 で。 今日。鍼灸を受ける前。 久々に数か月前の感覚を思い出したような症状が出てました。 朝起きたら胃が固い感じがあっておなかを壊してみたり、仕事中に胸が少し苦しい感じがしてみたり、背中もこわばらせてみたり。 この組み合わせは数か月前と症状的には同じなのですが、程度的には全く変わっていることに気づきます。 たとえばおなかを壊すということであっても、壊したおなかに触れてみると、以前に比べて体温のひんやりした感覚が少なくて、実際すぐに回復します。それに、その後にはおなかに不安を持ち続けるような感じがありません。 (以前はその時は治ったとしても、その後も不安になるような感覚がおなかに残っていました) 胸が少し苦しいなというのも、これ以上今のままで進めると以前のような状態になるんだろうな、と気づく程度の違和感、感覚で、そう感じた時に少しだけ別の方向へ進めてみる、そうするとそれ以上苦しくなることを避けられる、そういう感じで今日はできました。 体に余裕ができたので、気持ちもなんだか余裕ができている感じもあります。たとえば何か物事が起きた時に、以前はそのまま突っ走っていたのが、今は一歩下がる、みたいなことができるようになりました。 余裕がないと、一歩下がるということは難しいことなのかもしれないなあと思いました。 肌の変化はね、ときめきますねー。しんどくなって通い始めたという動機なので、肌の変化とかには期待をなにもしていなかったわけで。そういうものなので大変うれしい。 触った感触がまず変わってきていることが確実にわかるのと、それからいい状態の日はもう、きゃーって思います。 もともとキメが細かくて白い肌ではあるのですけど、そこに赤みがふわっと差してそうしたら白さがさらに透明感を増して、、、きゃーなにこのすてきな肌!と自分の肌に思いました(笑) 普段、肌白いねと言われても、まあ引きこもり傾向ですしねと思うだけだったのですが、ちょっとテンション上がります。 いい状態の日はまだときたまという感じなので、ほれほれ見てごらんよと証明できないですけども。 こうなると、どこまで変化するものなのか、どこでキープする感じになるのか興味あります。 脈診も、どう感覚されているかを伝えていただくことにしました。 言われてもピンと来なかったりするのですけど、何回か言われてみて気づいたのは、脈や血管の感触がその状態のとき、わたしのほうではこういう感覚がしているぞ、というのがちょっとわたしの中でつながる感じがあったので、聞いておくのはいいなと思ったのでした。 少なくとも、脈が騒がしいというときは自分でもわかります。 思考が騒いでいたり疲れていたりしても脈が騒がしくなりますが、楽しくなってきても脈が騒がしくなるので、この「楽しい」じゃないやり方をすればいいんだな、という指標にもなりそうです。 ...
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