台北に行ってきましたよ。その1 - 2005年06月13日(月) 台北に行ってきました。 おもしろかったー。 詰め込んだ荷物を持って、飛行機で成田から3時間半。ビューンと飛んで台北へ。 と行っても成田まで行くのもなかなか大変でした。なんせ東北人なもので。 遠い…疲れます。。。よくわからないっていうのもあるのですが。 わたしは初海外でした。 初めての海外。どこに行くかでその人が見えるらしいことを昔聞いたことがあります。それを聞いた時も、まあアジアだろうなと思っていました。興味があるのがアジアなので。 何年か前、渡辺満里奈さんが台湾の本を出した頃、いいなー台湾ー、好きそうだなー台湾ー、と思ったのですが、思っただけでした。 いや、お金ないし…出不精だし…観光旅行に興味あまりないし…。 行くことが決まってからも、ほんとに行くのかいな、という感じでなんだか他人事でした。 流れるままに行くことになっているというか、行きたくないわけじゃないんだけど、行きたい!というスイッチも入っていなくて、ぶらぶらと同伴者と歩いてまわって何となく楽しく過ごせればいっか、と調べる気も起きませんでした。 そう、5日前までは。 旅立つ5日前。そろそろ荷物を詰めたりしなきゃなーとぼんやり思い始め、一応ちらっと台湾情報でも見とこうかなー、と台北情報サイトをチェックしてみる。 …好きそうなものがたくさんある。ぎゃー。間にあわなーい。 もっと早めにリサーチし始めればよかったと思いながら、せっせとお茶屋(茶芸館)さんとかお食事どころ、足マッサージ、台湾シャンプー、夜店、食べたいものなどなど、自分の好きそうなものをチェックし始める。 それぞれのお店に関するレポート、くちコミ、値段、画像などなど見比べる。 そして、たくさんのお店の中から、クーポン券と地図を印刷するお店をピックアップした。 わたしが選ぶ時に注目したのは、 1、そのお店の宣伝方法 (ウリを何にしているか) 2、お店の人のキャラクター (自分がリラックスできるような人がいい) 3、値段 (高くても納得できるものなら良いが…他店と比べて納得いく値段かどうか) 4、レポートの文章から読み取れるもの (レポートしてウソを書いてないとしても、宣伝しなきゃだから表現しない、ということが表れることがあるように思う) 5、カードが使えるか、日本円が使えるか、台湾ドル(元)のみか (たくさんの現金を持ち歩きたくない) 6、営業時間と休みの日 (探したお店が閉まってたら悲しい) 7、日本語が通じるか (わたしは中国語がわからないので。コミュニケーションできないと辛いし) という感じでしょうか。 例えば、お客さんの顔ぶれは観光客が多い、と書いてあるところだったら。 もしかすると団体さんが来て待つことになるかもしれない。 値段も「それ用」で高いかもしれない。 捌かないといけないからサービスも行き届いているのか疑問が出る。 来るのが便利だからたくさん来るお客、に甘えてしまっているかもしれない。 足裏マッサージが多い激戦区なわけだから、地元の人が来たいと思うお店の方が上手のような気がする。 それにわたしは、観光で見るようなものよりも、地元の人の生活・空気みたいなものが知りたい方で(観光も押さえておきたいところではありますが)、だから、道を歩けば日本人に当たるような観光地の台北だし、その中でわざわざ日本人がいっぱいいるところに行かなくてもなーと思うわけで。 というように、もー、たくさん疑ったりたくさん思ってみるわけです。 それで、これは好みじゃないなーとか、好きそうだなーとか振り分けます。 思い込みだったりすることもあることは置いといて。 そんなわけで、たくさんお店情報をネットで調べ、台北の週間天気予報が曇りや雨、雷雨、となっているのを見て結構がっかりし、満里奈ちゃんの本(数年経ったおかげで文庫になってた)を手に入れて勉強しました。初めての台北に向かう者に対してもとてもわかりやすく、ためになったような気がします。 (ちなみに行く前に2回、行っている最中に1回、帰って来る時1回読みました) ペットボトルのお茶を飲み比べようと、日本を発つ前に烏龍茶を買い、いざいざ! 手持ちのバッグに入れるとゴテゴテになるため、コンビニの袋をボディチェックのゲート脇のベルトコンベアを流しました。 コンビニの袋は忘れなかったのに、服やら化粧品やら身の回り製品一式入っているキャリーバッグを受け取り忘れ、そのまま危うく出国手続きしそうになりました。 あと3人でわたしの番、という時に気付きました。…あぶなかった。 わたしの前に並んでいた中国系の赤ちゃんがわたしの顔をじいっと見つめていました。何分も何分も。もう目が離せない。 わたしの何がそんなに気になるんだろう…、と思っていたのですが、もしやキャリーバッグでしたか? 急いでゲートに戻り、受け取りに行って並びなおし、無事出国手続きを完了いたしました。 初めがこんな感じでしたので、ちょっと不安になりつつ、日本を発ったのでした。 つづく。 ...
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