Akira Jimbo's Diary
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2007年09月05日(水) 続チューリッヒ

チューリッヒから車で40分ほど走った小さな村に、ミュージックプロダクティブという大きな楽器店があります。家賃の高い市内よりも、郊外にゆったりとスペースを取って、お客さんには車で来て貰おうという考え方です。日本でも郊外型のお店が増えていますし、アウトバーンの整備されたヨーロッパでは理にかなっています。しかしのどかな環境。お店のすぐ前にきれいな小川が流れ、澄んだ冷たい空気に家畜のにおいが混じっています。決して不快ではありません。裏は緑深い森です。トウモロコシ倉庫を改造し、1階が売り場、2階がオフィス、3階がイベントスペースになっています。スイスで初めてのクリニック、おとなしいお客さんでしたが熱心に食い入るように見ていました。終わるとドラムの周りに人垣が出来ました。カラ兄、ようやくスメルジャコフ登場です。なんだかドロドロの人間模様に突入していきます。濃いなー。
 スイスコムのカードが4分だけ残っているので急いで書いてます。時間切れでしりきれとんぼになったら悪しからず。昨日受けた音楽雑誌のインタビューで、インタビュアーが大学で文学を専攻したと聞き、HARUKI MURAKAMIを知っているかと尋ねると、あー、羊の話を書いた人だね、まだ読んでいないけど、友人から薦められているんだとの返答
 ここで非常にもブチッと切断されました。スイスコム、1時間で25スイスフラン(2500円)なんてとんでもない金額です。インターネットやくざの名称を与えてしまいましょう。
 話の続きですが、あーそれはWILD SHEEP CHASEの事だね。英訳本を持ってきているけど、長旅だからあげるわけにはいかないんだ。買って読んでね。すごく面白いから。羊だけじゃなくて全部面白いよ。といった会話をしました。
これからトルコのアンタルヤに移動します。


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