ブルーカラーの労働日記

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2006年09月16日(土) 学び

火曜日あたりに西友で机を買ったので部屋の整理をしていたら1000円出てきた。机は1500円だったので収支計算をすると−500円と+机ということになり得した気分になったのだが来月アフリカに行くために40万円必要なので-500円と机では全然足りないどころかアフリカから遠のいているのである。

何故来月アフリカに行くかというと修士論文とかいう臭いものに中間発表でひとまず蓋をしてみてもいずれ処分しなければならないので安心できずせめてその蓋をされた姿さえも見えないところに行きたいと世界地図にダーツを投げてみたところ見事アフリカ大陸の右わき腹あたり、人間なら急所であろうところに刺さったので行くのである。

何故机を買ったかというと修士論文とかいう臭いもののために学校に寝泊りなどしていると自分の方が鼻が曲がるほど臭くなる、という皮肉な事態を招くので家でも何かしら臭いものを処分するための作業がしやすいように勉強机を買い増ししたのである。もともとお勉強机は一個あったのにまた買ったのです。これで家には机が5つになった。なんでこれはなんなんだぜ。俺は一人暮らしなんだぜ。

というわけで良くも悪くも修士論文とか言う臭いものを中心に生活が回っているような気がするのであるが、これが一向にはかどらない。自分は理系の学生ですから理数的な、理科とか数学っぽいことをすることになっている。数学っぽい計算をパソコンにさせて理科っぽい現象を再現して予測するというようなことをする。どうやってパソコンにそんな数学っぽいことをさせるかというと、パソコンの言葉で「こうだったらああしろ」「ああなったらこうしろ」と命令してやる。

しかし僕はパソコンの言葉は苦手で、なにぶん人間の言葉でもカザフスタン人と風俗について語らうのに支障があるレベル。「カザフの風俗では性病に感染するリスクは高いのですか?低いのですか?」と尋ねてみてもノーリアクション。風俗があるところまでは突き止めたのだがリスクがわからなければ足を踏み込むのがためらわれる。というわけでダーツはカザフスタンに刺さらないように充分に気を使って投げた。

話は戻ってパソコンの言葉が苦手で、パソコンと会話できない。学校のパソコンを開いてみたら、OSがWindowsXPであるところまではよいのだが、カザフ語だった。自宅のパソコンより随分スペックが高く、優秀であるはずのパソコンが日本語を解さない。自宅のパソコンよりスペックが随分低く、成績表は可ばかりであるどころか単位が揃わない不安におびえる俺がカザフ語を解するはずもない。カザフ人とは英語で話したのだ。

そう、カザフ人は英語を解するがカザフPCは英語を解さない。英語でしか入力できないアプリケーションにカザフ語で入力することになるので???と表示される。これは終わっている。パソコンの言葉まで踏み込めない。パソコンと腹を割って話せない。というわけで机を買った。学校でカザフPCと格闘しながら幾晩も過ごすと臭くなるから。

久しぶりに学校に行ってみるとカザフ人はいなくなっていたが、パソコンはカザフ語のままであった。


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