ブルーカラーの労働日記

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2006年09月17日(日) 休み

3連休です。
今日はその真ん中である。
山場にあたるところだ。
しかし俺の3連休は土曜日の合コンで終わりを告げた。
所持金6000円は合コン代と交通費で15円になった。
仕送りは25日(月)まで待たねばならない。
一週間いかにして過ごすか。
さて、困った。

同じ頃−

俺の友人Hは昨夜の合コンでの出費をものともせず、
酒とつまみを買い漁っていた。
理由は単純である。飲むためだ。
しかしHはことさら強い酒を選んで買っていた。
何故か?これに答えるにはしばし思考を要する。
女を落とすためである。

そして女がやって来た。
女は以前にもHの家に来たことがあった。
その時はHの友人(俺ではない)も一緒だったので、何事もなかった。
が、今夜は違っていた。
Hには用意があった。そして女にも用意があったのだろう。

Hの思惑通り、女は服を脱いだ。
それは暑さのせいだけではなかった。
なぜならHは先日部屋にエアコンをつけたばかりであった。
そして温度の調節の仕方ぐらいは心得ていた。
僕たちIT世代である。
線が繋がっていなくともリモコンが使えることぐらいは知っている。

しかしHは困っていた。
女は風呂に入っていた。
女が風呂に入るまでに何もなかったわけではない。
Hは女が来る前にすでに風呂に入っていた。
そして女にも用意があった。
女はHの性器を口に含んだ−

Hは困っていた。
俺はHに「女の写メを送れ!」と言った。
それが何の脈絡もない発言であるのはわかっていた。
ただ、女を見てみたいと思った。
Hの性器が何の反応も示さないという女の、その姿を。

Hは優しい男だった。
そして同時に、年中盛(さか)っていた。
自分でもどれほど盛っているか自覚できないほど、盛っていた。
だからHはどんな女とでも性交できると思っていた。
しかし現実はそれほど甘いものではなかった。
Hの体はHの意思よりも、現実に従順であった。

Hは優しい男だった。
だから彼は自分の体が現実に従順であることを、罪に感じている筈だった。
しかし俺はそれを承知の上で、
「写メを送れ!」と言った。
早く見てみたい。


−出会い系とはかくも残酷なものである。
おかげで楽しい3連休になればいいのだが、
もしHが心に傷を負ってしまったら(笑)、それは自業自得ではあるものの、
あまり楽しくない3連休になるのかもしれない。
どちらにせよ女性に対しては失礼な話だ。ごめんなさい。


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